「メルセデスAMG」と言えば、「メルセデス・ベンツ 190 E 2.5-16 Evolution II 」を思い浮かべる人は多いことだろう。1980年代のメルセデス・ベンツのレース復帰とともに、その活躍はたしかに衝撃的だった。
DTMマシンをメルセデス・ベンツとともに開発・熟成
AMGとメルセデス・ベンツが密接な関係になったきっかけは、1980年代のドイツツーリングカー選手権(DTM)にあった。AMGは非公式なメルセデス・ベンツのチューナーにすぎず、それまでAMGとメルセデス・ベンツに深い関係はなかった。
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そのきっかけとは、メルセデス・ベンツがレース活動再開を決意したことだった。メルセデス・ベンツは1955年のル・マンでの事故以来、レース活動を封印しており、ドイツツーリングカー選手権への参戦開始は当時大きな話題を呼んだ。1980年代、ドイツツーリングカー選手権は、BMW、フォード、ボルボ、アウディなどの活躍で大きな盛り上がりを見せており、メルセデス・ベンツも黙って見ているわけには行かなかったのだった。
そこでメルセデス・ベンツはグループA規定のホモロゲーション取得を目的に「メルセデス・ベンツ190E 2.3-16」を開発。1986年、ドイツツーリングカー選手権参戦に際して、実際にレースに挑むチームとして、このマシンを託されたのがAMGだった。この時すでにメルセデス・ベンツはレースにおけるAMGの実力に一目置いていたということだ。
メルセデス・ベンツ190E 2.3-16はすぐにドイツツーリングカー選手権で活躍、1990年にレギュレーション変更に合わせて「190E 2.5-16」を投入すると、1992年には24戦16勝という好成績を上げてシリーズを席巻してしまった。
この時代の大成功により、AMGとメルセデス・ベンツの関係は盤石なものとなり、1990年にAMGはメルセデス・ベンツと資本提携を結び、メルセデス・ベンツへのパーツ供給を開始、1993年にはAMGの名前がついた「メルセデス・ベンツ C36 AMG」が登場することになる。
ただし、1999年にAMGがメルセデス・ベンツの100%子会社となった時に、AMGのレース部門は分離。現在メルセデスAMGのレース活動はもともとのAMG創立者であるハンス・ヴェルナー・アウフレヒト率いるHWA社で行われている。
メインカットは、1992年のドイツツーリングカー選手権を制したクラウス・ルドビック。メルセデス・ベンツの資料によると、車名は「AMG-Mercedes 190 E 2.5-16 Evolution II 」となっている。
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