バルセロナでF1オフシーズン合同テストの3日目が行われ、ダニール・クビアト(トロロッソ)がトップタイムをマークした。
初日、2日目とフェラーリが圧倒的な速さを見せていたバルセロナテストだったが、3日目はそのタイムテーブルに少し変化が起こった。
■”中団上位”争いを期待。ホンダPUで2年目、トロロッソの自信
午前にはアルファロメオのキミ・ライコネンが1分17秒762でトップタイムを記録。しかし午後には、最も柔らかいC5タイヤを投入したクビアトがそのタイムを0.058秒上回る1分17秒704を記録し、トップタイムを更新。結局クビアトがトップを譲らず、3日目の走行を終えた。
周回数もクビアトが137周、ライコネンが138周を走破。共に充実した1日となった。
クビアト、ライコネンに続く3番手はルノーのダニエル・リカルド。タイムは1分18秒164で、80周を走っている。
初日、2日目とトップタイムをマークしていたフェラーリは、セバスチャン・ベッテルが1分18秒350で4番手。それでも134周と、順調にテストをこなしている様子が伺える。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手。午前中はスピンもあり、周回をこなせていなかったレッドブルだったが、午後は挽回し109周を走破した。
7番手となったハースのロマン・グロージャンは、午前中の走行を担当したピエトロ・フィッティパルディからマシンを引き継いだ。しかしイグニッションコイルや電気系の問題に見舞われたようで、2度マシンストップ。多くの走行時間を失ってしまった。
この日は合計3度もトラブルで走行を中断することになったハース。テスト4日目午前は再びフィッティパルディがドライブするはずだったが、グロージャンが午前、ケビン・マグヌッセンが午後の担当と予定が変更されたようだ。
不気味なのは、この日も上位に顔を出さなかったメルセデス。バルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトンが合計で182周もの距離を走り込んでいるだけに、そのパフォーマンスが気になるところだが、ボッタスが11番手、ハミルトンが12番手とまだ実力の片鱗すらも見せていない印象。1回目のテストではタイムを意識した走行を全く行わない予定なのだろうか。
なお、この日からテストに参加したウイリアムズは、ジョージ・ラッセルがドライブし、参加13台中最下位の1分25秒625を記録。周回数もわずか23周に留まっている。
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