2021年後半にも新生ラドフォード・モデルを発表予定
かつてロールス・ロイスやアストンマーティンなどの特注仕様を手がけるコーチビルダーとして一世を風靡した「ラドフォード(Radford)」が、新たに復活を果たした。
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新生ラドフォードのオーナー兼デザイン担当は、様々なメーカーでカーデザイナーとして活躍してきたマーク・スタッブス(Mark Stubbs)、共同オーナーにはテレビ番組『名車再生! クラシックカー・ディーラーズ』でお馴染みのアント・アンステッド(Ant Anstead)、さらに元F1ドライバーのジェンソン・バトン、ビジネスアドバイザーとして弁護士のロジャー・ベイル(Roger Behle)が経営陣として名を連ねている。
今回、ラドフォードはロータスのコンサルタント部門「ロータス・エンジニアリング」との提携を発表。ラドフォード最初の車両は、ロータスの技術をベースに開発されることが明らかになった。すでに開発が進められているラドフォードの新たなモデルは2021年後半にもアンベールされ、近日中にも予約が開始される予定だ。
経営陣のひとりであるアント・アンステッドは、ロータスとの提携発表に喜びを隠さない。
「史上最高のスポーツカーブランドとパートナーを組む機会を得たことは、本当にエキサイティングです。あらためて、ロータスと一緒に仕事ができることを光栄に思います。両社が持つ英国の伝統を誇りに思いますし、ラドフォードを復活させるのにこれ以上のパートナーシップはありません」
ロータス・カーズのマネージングディレクター、マット・ウィンデルもラドフォードとの契約締結に対する歓迎のコメントを発表した。
「今回のプロジェクトは、私たちにとっても非常にエキサイティングなものです。本質的にはエンジニアリング・パートナーですが、大企業グループとの共同作業にありがちな制約はありません。特別なコーチビルド車両は通常の生産モデルの制約から解放されるため、エンジニアにとっても非常にやりがいがあります」
ロータスをベースにしたプリミティブな1台に
今回発表されたパートナーシップ締結により、ラドフォードはロータスの技術をベースに、独自のコーチビルディング技術を加えた、新たな特注限定モデルを開発する。ラドフォードは、時代を超越したクラシカルなデザインを再現した現代的な高級車を製作し、モダンかつ価値の高いコーチビルディング技術を目の肥えた顧客層に提供していくという。
今回、同時に発表された動画では、ラドフォードが1969年製「ロータス タイプ 62(LOTUS Type 62)」からインスピレーションを受けたモデルになることが明かされている。ラドフォードを現代に蘇らせたスタッブスは、ロータスをベースとするニューモデルについて、以下のように説明した。
「私たちが手がける最初のクルマは、これまでにない特別な存在となるでしょう。それは、まさにラドフォードのポリシーが貫かれた1台です。ボディはなめらかでエレガント、インテリアは快適でラグジュアリー、そしてドライブはこの世のものとは思えないほどユニークなものになります。すべてがラドフォードのための完全な特注品となるのです」
共同経営者としてラドフォードに参加したバトンは、ニューモデルの開発状況について次のように明かす。
「私たちはすでにニューモデルの開発に全力で取り組んでいます。そのドライビング・エクスペリエンスは、これまでとは異なる特別な存在になります。本当の意味でアナログであり、徹底的に魅力的でありながら、ラドフォードに期待されるような洗練されたスポーツカーです。今日の多くのクルマには失われてしまった、純粋な運転感覚があります。ロータスのすべてのクルマのDNAに組み込まれている特性であるドライバーズカーを作ることをお約束します」
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