時代を先駆けるアウディは、実はポルシェに近い存在
アウディはe-tronのネーミングで、これまでHVやPHEVを含め、さまざまな電動車両を手がけてきた。
純BEVとしては、1年あまり前に登場したSUVタイプの2台があるが、e-tron・GTはそのモデルとはまったく別のクルマである。プラットフォームやパワーユニットはポルシェ・タイカンと共通性が高い。試乗車は、標準のe-tron・GT比で車両価格が400万円高いRS(1799万円)だ。
「最新モデル試乗」SUVもデザインで選ぶ時代。クーペフォルムのアウディQ5スポーツバックの先進性
全長×全幅×全高4990×1965×1395mmの低くワイドで伸びやかなシルエットは、「タイカンよりもスタイリッシュ」と評価が高い。大きく張り出したフェンダーが目を引く。バッテリーの積載方法を工夫して後席の居住性を高めており、乗車定員はタイカンの4名に対し、アウディは5名となる。
コクピットは、ドライバーを包み込むようなモノポストデザイン。本革を使用しないレザーフリーパッケージの設定や、リサイクル素材を積極的に用いるなどマテリアルでもサスティナビリティに対応しているのが特徴だ。
駆動用バッテリーは93.4kWhの大容量。そして市販EVとしていち早く800Vテクノロジーを採用した。これにより電流値を下げ、熱の発生を抑制。ハーネスを細くして軽量化を図っている。
0→100km/h加速は3.2秒でクリアー! まさに激速
パフォーマンスは鮮烈である。RSのモータースペックは475kW/830Nmと強力そのもの。0~100km/h加速は3.3秒と俊足だ。タイカン・ターボSの2.8秒にはかなわないが、同ターボの3.2秒と同等の実力。リアには2速のトランスミッションを備えており、普段は2速発進だがローンチコントロールでは1速を使う。これにより瞬発力が高まり、ダイレクト感も増す。
足回りは、アダプティブエアサス仕様。オプションの4輪操舵や可変レシオステアリング、21インチタイヤを装着した仕様をドライブすると、そのダイナミックな走りに感銘を受ける。タイヤが路面をガッチリと捉える感覚があり、回頭性は極めてシャープ。約2.3tの車両重量を意識させない、まさしく意のままの走りを実現しているのには恐れ入る。さすがはRSと名が付くだけのことはある。
ブレーキも強力無比。より高性能なセラミック仕様が選べるほか、ダストを低減するコーティングを用意するなど新たな試みもみられる。
アウディは「将来的にEV専門ブランドになる」と宣言している。RS・e-tron・GTの走りは「BEVでもここまでできる」というよりも、「BEVだからこそ、ここまでできる」先進性を知らしめるかのような、非常に印象的な仕上がりだった。
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みんなのコメント
MとかAMGより主張が少ないエンジンだったこともあり、アウディは、BEVにすっと移行できると思う。