鈴鹿サーキットで開幕した2023年F1第17戦日本GP。パドックには多くのゲストが訪れ賑わいを見せているが、なかには国内トップカテゴリーに参戦しているドライバーも多数来場している。そのひとりがスーパーGTでARTA MUGEN NSX-GTの8号車をドライブし、先日の第6戦SUGOでGT500初優勝を飾った大湯都史樹だ。
大湯は以前からポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)に参戦しているMOTOKI(47TRADING with Rn-sports)をサポートしており、今回も彼のアドバイザーとして現場に帯同している。
【角田裕毅F1第17戦分析】伸び悩んだ金曜日の日没後も続く戦い。鈴鹿に集ったファンへの感謝
PCCJの走行セッションでピットレーンに行く以外は、基本的にF1のパドックに顔を出す予定はないとのことだ。「(角田)裕毅は勝手に頑張ってくれると思いますし『頑張ってください!』という感じです。昨年は(パドックの中に)行っていましたけど、あまり邪魔はしたくないので」と大湯。今年は角田の活躍を遠くから見守る予定でいるようだ。
基本的にはPCCJのスケジュールをメインに週末を過ごすのだが、F1のセッションも時間が合えばチェックしている大湯。今日行われた2回のフリー走行も「いちファンとして観ていました」というものの、鈴鹿初走行となるオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の走りは目を見張るものがあったという。
「ピアストリが初めて鈴鹿を走るのに、そうとは思えない感じの走りをしていたので、それはびっくりでした」と大湯。
「鈴鹿は独特なので、コーナーごとで走らせ方が違ったりするので、(初走行の時は)走らせ方が分からないと思うんですよね。それを一発でコツを掴んでいたのは驚きでした。今はシミュレーターもあるので、最初は走るのが遅いというのはないと思うのですけど、ちゃんとコツを知っているなという感じで走っていました。(ランド・)ノリスは慣れているから問題ないと思うんですけど、それに匹敵するくらいで個人的には『おっ!』って思いましたね」と目を丸くして驚いていた。
もちろん明日以降についても「僕的にはピアストリが、どこまで来るのかは見ものだなという気はしています」と大湯。またTGM GrandPrixから参戦しているスーパーフォーミュラではライバルとして戦っているリアム・ローソン(SFではTEAM MUGENから参戦)の動向も気にしている様子。「リアムは、すでに鈴鹿でいっぱい走っていますから、慣れているだけあるなという感じでした。(明日以降も)普通に裕毅と五分五分くらいで走ると思います」と語っていた。
大湯が現在参戦中のスーパーフォーミュラやスーパーGTとはマシンのパワーや特性も大きく違うF1。鈴鹿の攻略法やライン取りも異なる。
それについては「分かりやすいとところで言うとヘアピンとかはクリップを付かずに大きめに回っていくところです」と大湯。
「トルクとかパワーがすごくあるので、クリップに付くよりも(ブレーキングで)飛び込んでいっている印象です。外に逃げるスリップの率が高いので、しっかり曲がってから(アクセルを)踏まないといけないのかなと思います」
「あとは最終コーナーもスーパーフォーミュラだと小さく回っていきますが、F1はパワーがかかって(外に)逃げていってしまうので、それがなかなか出来ないと思います」と、大きく分けてふたつのポイントでの違いを説明してくれた。
その一方で“スーパーフォーミュラと大差ない”と感じた部分もあったとのこと。「今日見た感じだとコーナリングスピードはSFと大差はないのかなと思いました。パワーが違うので、それがタイム差に表れていました。これでラップタイムが1分30秒を切ってきたらコーナーでもF1の方が若干速いのかなという印象ですね」と分析していた。
来月末にはスーパーフォーミュラの最終ラウンドが鈴鹿サーキットで開催される。同シリーズでチャンピオン争いに絡むローソンも参戦を予定しているが、「これでリアム(の成績が)まぁまぁ良くて、SFで僕がリアムに勝ったら、F1に乗れますかね?」と笑顔で話していた大湯。「いずれにしてもSFは勝たなきゃいけないので」と、最終ラウンドに向けて決意を新たにしていた。
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