WRCラリー・ポルトガルの最終日が行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが前日までのリードを守り切り、今季2勝目を挙げた。
40秒のリードを築いてこの最終日を迎えたヌービルは、この日も各ステージを順調に走りきり、結局2位に40秒ちょうどの差をつけて優勝を決めた。ヌービルはこれでラリー・スウェーデンに続き今季2勝目となった。
WRCポルトガル土曜:ヌービル首位堅持。トヨタのラッピ5番手
2位にはMスポーツのエルフィン・エバンス。ティーム・スニネンも3位に入り、M-スポーツが表彰台の2-3位を占めた。なお、スニネンはWRCでの初ポディウムである。
トヨタで唯一イベントを走りきったエサペッカ・ラッピは、最終パワーステージを最速で走りきり、5ポイントを獲得。しかし、総合タイムではスニネンに7.4秒及ばず、4位でのフィニッシュとなった。
今回の勝利+最終パワーステージ2位により、ヌービルは29ポイントを獲得。今季の総獲得ポイントを119に伸ばし、ランキング首位に浮上した。これまでランキング首位を堅持してきたセバスチャン・オジェ(M-スポーツ)は痛恨のノーポイントに終わり、19ポイント差でランク2位となった。オット・タナク(トヨタ)がランキング3位につけている。
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