■通れた道マップとは?活用の際の注意することは?
災害時には冠水や土砂崩れなど、普段利用している道路が突然通行できなくなることがあります。
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トヨタでは災害後に通れた道を周知するために「通れた道マップ」というマップを作成し、一般に公開しています。
通れた道マップとは一体どのようなもので、どのような時に活用したら良いのでしょうか。
災害時には冠水や土砂崩れなど、普段利用している道路が突然通行できなくなる恐れもあり、不安に感じる人も多いです。
また、避難をしなくてはいけない状況に陥ったとき、通れる道をしっかりと把握して、安全に行動したいと考えている人もいるかもしれません。
そんな災害発生後に役立てられるツールとして、トヨタは2016年3月からインターネット上で常時情報を提供する「通れた道マップ」を公開しています。
通れた道マップは、2011年の東日本大震災の際に復興支援の参考情報として、テレマティクスサービスを運用するトヨタの子会社「トヨタメディアサービス」のサイト上で公開されたのが始まりです。
通れた道マップは、災害発生後の安全運転のための参考情報として公開されており、直近24時間以内の通行実績がマップ上のアイコンや色分けによって確認できるようになっています。
マップ上のアイコンをクリックすると、通行止めといった規制の状況や原因についての情報を得ることも可能です。
トヨタの広報担当者は、通れた道マップの活用方法について以下のように話します。
「通れた道マップは災害時はもちろん、普段でも通行実績や交通規制情報を水色や黒など、色分けして表示しています。
大規模な災害時には、災害モードに画面を切り替え、被災地にフォーカスして渋滞や混雑などのTプローブ交通情報、航空写真などを表示いたします。
複数の地域で災害が発生している場合では、表示地域を選択して確認していただくことも可能です」
一方で前出の担当者は、通れた道マップの活用時に注意すべきことについて次のように話しています。
「通れた道マップの情報はあくまでも避難に役立てていただくことが目的です。
有事の際には、実際の周辺状況を確認したり、災害ラジオなど複数の情報を参考にしたり、常に安全を第一とした行動を心がけていただければと思います」
通れた道マップはあくまでも参考として活用し、周辺状況や他機関の情報もしっかりと確認したうえで、災害現場での活動の妨げにならないよう、落ち着いて走行することが必要です。
■未来のクルマの可能性を広げる!?「T-connect」とは?
前述のように災害後の避難だけでなく、普段の生活でも交通規制などの把握に役立てることのできる通れた道マップ。
多くの人にとって便利ともいえるツールですが、一体どのようにして通行実績を記録しているのでしょうか。
通行実績を記録するために重要となっているのが、同社のコネクティッドサービス「T-connect(ティーコネクト)」です。
ティーコネクトは、話しかけるだけでニュースや天気の情報を検索できる「エージェント」やカーナビ専用のアプリを提供する「Apps(アップス)」、リアルタイムの情報と過去の統計を駆使してルート案内をする「Tルート探索」など、車両や交通情報と紐付いてドライバーをアシストするあらゆる機能が利用できるサービスです。
通れた道マップは、ティーコネクトを搭載している車両の位置情報を統計データとして加工し、通行実績をマップ上に公開しているという仕組みです。
ティーコネクトは利用している運転者自身はもちろん、ほかの運転者に対しても幅広く意義のあるものとして活用されているといえるでしょう。
前出の広報担当者はティーコネクトの今後の活用方法について以下のように話します。
「トヨタでは、ティーコネクトをはじめとするクルマのコネクティッド化を進めております。
コネクティッドカーから得られるビックデータをもとに、より安心・安全なカーライフを過ごしていただける機能やサービスを考案し、もっと良いクルマづくりに役立てて参ります」
※ ※ ※
トヨタの通れた道マップは同社のティーコネクトと連動したツールで、災害時だけでなく日常の交通状況確認にも幅広く活用することが可能です。
活用の際には、通れた道マップだけの情報で行動するのではなく、他機関の交通情報や現場の状況も見て柔軟に対応していくことも重要です。
通れた道マップはあくまでも進路の参考とし、救援活動や支援活動の妨げになることがないよう落ち着いて周りを見た行動を心がけるのが良いでしょう。
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みんなのコメント
そんな事より盗まれない事に注力が先だと思うが
それをしないって事は
トヨタ商法だからか?
マスゴミは不正車検の記事を載せろや