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サインツJr.、フェルスタッペンを僅差で抑えてFP3もトップ。角田裕毅は13番手|F1イタリアGP

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サインツJr.、フェルスタッペンを僅差で抑えてFP3もトップ。角田裕毅は13番手|F1イタリアGP

 F1第15戦イタリアGPのフリー走行3回目は、フェラーリのカルロス・サインツJr.がFP2に続いてセッショントップとなった。

 スピードの殿堂、モンツァが舞台のイタリアGP。週末を通じて天気に恵まれる予報となっており、現地時間12時30分から開始されたFP3は気温26度、路面温度39度というコンディションだ。

■イタリアGP初日トップのサインツJr.、レッドブルのロングランペースを警戒「夢を見るのはタダだけど……」

 今回はATA(代替的なタイヤ配分)と呼ばれるタイヤ供給方式での開催となっており、スリックタイヤの供給数が普段より2セット少なくなっている。これにより各車の走行プログラムにも影響が及んでおり、予選に向けてタイヤを温存する動きが見られた。

 FP3も、金曜日に使った中でまだ返却していないユーズドタイヤを履き、走り始めるマシンも多かった。その中でも、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはユーズドのソフトタイヤで1分21秒838をマークし、セッション序盤のトップに立った。

 ATA方式では予選Q1でハードタイヤ、予選Q2でミディアムタイヤを使う必要があるため、アストンマーチン勢やマクラーレンのランド・ノリスがハードタイヤで走行し、感触を確かめるシーンもあった。

 また、ここでアルファタウリ勢やアルファロメオ勢はミディアムタイヤでのロングランをこなすなど、各チームがそれぞれの走行プログラムを淡々と進めていった。

 セッション折り返しを前に、アルファタウリ勢はハードタイヤの新品セットを投入。予選Q1を想定した予選シミュレーションを実施した。他にも数台が新品タイヤでの予選想定アタックを行なっていくが、ウイリアムズ勢やアルファロメオ勢はミディアム、ハースのケビン・マグヌッセンはソフトタイヤと、使用するタイヤコンパウンドは異なるという状況だった。

 アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が2番手に飛び込んだ他、マグヌッセンが4番手につけるといった動きはあったものの、フェラーリやレッドブル、メルセデスといった上位チームは走行を控え、ガレージで過ごす時間も多かった。

 セッションが残り15分を切ると、メルセデス勢がソフトタイヤでの予選想定アタックを実施。ルイス・ハミルトンがトップタイムを更新する1分21秒453をマークした。

 続いてレッドブルのマックス・フェルスタッペンや、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)といったドライバーも新品ソフトタイヤでのアタックへ。ここで大きくトップタイムを更新したのがフェルスタッペンで、ハミルトンに0.455秒差をつける1分20秒998をタイムシートに刻んだ。

 しかしそれをさらに上回ったのがサインツJr.。セクター2で全体ベストを記録し1分20秒912をマーク。モンツァに集まった多くのティフォシの前で、フェルスタッペンを0.086秒上回ってみせた。

 結局このタイムを上回るドライバーは現れず、サインツJr.がFP2に続いてセッションをトップで終えた。2番手には僅差でフェルスタッペンが続いた。

 トップ10のうち、アルボンはハードタイヤでのタイムで9番手。10番手となったセルジオ・ペレス(レッドブル)はマシントラブルで走行時間をロスし、ユーズドタイヤでの走行しかできなかった。

 フェラーリ勢やメルセデス勢、フェルスタッペンは予選Q3進出までは安泰とみたか、このセッションでソフトタイヤしか使わなかった。一方で中団以下はソフトタイヤよりも、ミディアムタイヤやハードタイヤでのアタックを重視。アルファタウリの2台は、セッション終盤に新品ミディアムタイヤでのアタックを行ない、リアム・ローソンが12番手、角田裕毅がローソンと1000分の1秒差で13番手となっている。

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