三菱自動車は2018年8月3日、ベトナム社会主義共和国で車両の製造・販売を行っているミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(以下、MMV)が、現地販売会社スタッフ及びMMV社員のトレーニングを目的としたトレーニングセンター(以下、本センター)をMMVのビンズオン工場(ベトナム南部、ホーチミン市に隣接するビンズオン省に立地)内に開設し、現地で記念式典を開催したことを発表した。
式典にはMMVの堀之内兼一社長の他、地元自治体や現地販売会社から関係者が出席した。
サービスの品質と顧客満足度を向上するため、本センターではサービストレーニングコースの数をこれまでの17から28に、セールストレーニングのコースを6から21に増加させる。
また、本センターには新しい部品倉庫も設置されており、保管容量はこれまでの700立方メートルから2,700立方メートルに増加。これにより、現地販売会社がより多くの部品在庫を利用することが可能になり、顧客サービスをさらに向上させることができる。
式典でMMVの堀之内社長は
「本センターは、販売会社やMMVの社員に知識とスキルを学んでもらい、お客様に新しい価値を提供するために重要な役割を果たします」
と話した。
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三菱自動車は2018年、タイとフィリピンにも同様のトレーニングセンターを開設しており、このベトナムのトレーニングセンターはASEAN地域で3箇所目に開設された本格的なトレーニングセンターとなる。
※参考記事:ルノー・日産・三菱、顧客サービス強化の一環としてフィリピンに共同研修センター開設
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