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ベントレーが魅せる宝石の世界。最新のジュエリーコレクションが「色」にこだわる理由とは

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ベントレーが魅せる宝石の世界。最新のジュエリーコレクションが「色」にこだわる理由とは

ボディカラーをイメージしたとりどりの宝石

ベントレーは、ジュエリーコレクションに新作を追加した。ベントレー車のボディカラーをイメージしたとりどりの美しい宝石を使った「ベントレー プレシャス ジェムストーン コレクション」は6000ポンド(約81万円)からで、リングとイヤリング、ペンダントをラインナップする。

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質の高い宝石を厳選したコレクションは、カットや磨きの工程を世界有数のジュエリーメーカーであるHeinz Mayer(ハインツ・マイヤー)が担当。稀少な石の数々は、熟練職人の手により繊細で優美な装飾品へと加工される。

シークインブルーに映えるタンザナイト

今回ジュエリーコレクションに加わる新作は、オーナーが愛車とコーディネートできるように、ベントレー車の外板色をイメージした色合いをチョイス。レッドはルビーやトルマリン、ブルーはサファイア、タンザナイト、アクアマリン、トルマリン、グリーンはエメラルド、ツァボライト、トルマリン、オレンジはパパラチアサファイアやマンダリンガーネットで表現した。

コンチネンタルGTなどで特にお馴染みの「シークインブルー」は、青いスパンコールドレスに着想を得たボディカラー。ブルーのマイカを使用した塗料は1996年に考案された。このシークインブルーに似合うのは、「キリマンジャロの夕暮れ時の空を映し出したような」紫青色をしているタンザナイトだろう。

500年以上の歴史をもつクラフトマンシップ

ハインツ・マイヤーが拠点を置くドイツのイダー=オーバーシュタインは、宝石の街として知られている。宝石を扱う歴史は古く、ローマ時代まで遡る。小さな街を取り囲むのは、西ドイツのラインラント-プファルツ州を中心としたフンスリュック山地。500年以上にわたり、瑪瑙など様々な宝石のカットや研磨技術の中心地であり続けている。

瑪瑙のカット職人、ヨハネス・ベッカーが1599年に立ち上げたファミリービジネスがハインツ・マイヤーの原点。ベントレーと繋がりの深いマリナーもまた、古くは1500年代より馬具の製造を生業としてきた。およそ500年のクラフトマンシップ史を刻み続けてきた両者が出合い、特別に作り上げたのが「ベントレー プレシャス ジェムストーン コレクション」なのだ。

名声を保ち続ける“宝石の街”

1855年になると、マイヤー一族はブラジルへ渡り、新しい鉱山を発掘して良質な石をイダー=オーバーシュタインへ送りこむ。こうして地元の鉱山が下火になった後も、再びイダー=オーバーシュタインの産業を再び盛り返すことに成功した。

イダー=オーバーシュタインは宝石のカット技術、ジュエリー生産の世界で最も重要な地域であり続けてきた。近年では、より洗練されたテクニックや先進の技術を駆使した若い宝石職人が登場。ハイエンドのジュエリーを取り扱う拠点として、変わらぬ名声を保っている。

ベントレーの「色」が面白い

ベントレーのカラー&トリム部門を率いるマリア・マルダーは語る。

「色は心的状態に影響をもたらします。我々の扱う色のパレットも、その年ごとに微妙に変化しています。環境や社会状況も色に関係してくるんです。いまは、1990年中頃に主流だった白や黒、昨今のニュートラルな色調ではなく、より温かな色合いに注目をしています」

色が時代の気分を反映するのであれば、色が時代の気分を盛り上げることもあるだろう。「マリナー バカラル」や「EXP 100 GT」など、とりどりのビスポークモデルや特別仕様、コンセプトモデルに見られるように、最近のベントレーの「色」は面白い。ベントレーの鮮やかなボディカラーが街に色彩をもたらすように、身にまとうジュエリーはクルマのある風景をさらに瑞々しく見せてくれるかもしれない。

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