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日産「キャラバン」がまさかの「移動オフィス」に大進化!? 「本気度が増しました」快適2人車中泊でテレワーク体制完備!? 新コンセプト「ディザスターサポート・スぺック」のスゴさとは

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日産「キャラバン」がまさかの「移動オフィス」に大進化!? 「本気度が増しました」快適2人車中泊でテレワーク体制完備!? 新コンセプト「ディザスターサポート・スぺック」のスゴさとは

■緊急時に活躍する「キャラバン」

 日産は2024年12月24日、コンセプトカーモデル「DISASTER SUPPORT SPEC.」の詳細情報を公開しました。
 
 これは、幕張メッセ(千葉市美浜区)で2025年1月10日から3日間開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」に出展予定となっています。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】超カッコいい!? これが大進化した「キャラバン ディザスター」の全貌です

「DISASTER SUPPORT SPEC.」は、商用バン「キャラバン」を元にしたコンセプトカーです。 

 日産の商用バン「キャラバン」は、初代モデルが1973年に登場。商用車ならではの広々とした室内空間を特徴とし、業務用途だけでなくアウトドアレジャーや、車中泊を楽しむ個人ユーザーからも支持を集めています。

 現行モデルは2012年に登場した5代目です。2024年8月には、昨今のアウトドアや車中泊需要に対応した専用設備グレード「キャラバン マイルーム」が発売されたばかりです。

 さて、そんなキャラバンのコンセプトカーモデル第5弾として「災害時に備える支援車両」をテーマに製作されたのがDISASTER SUPPORT SPEC.です。

 もともと、前回(東京オートサロン2024)で「Disaster Support Mobile-Hub」が公開されました。

 緊急・災害時に防災拠点となる支援車両として開発された「Disaster Support Mobile-Hub」。日産が販売している「ポータブルバッテリー from LEAF」を17台搭載し、現場で変形・展開することで、「防災本部」「多機能ルーム」「防音個室」「サポートエリア」など、4種類の空間を創出することが可能となっていました。

 そうした「防災コンセプト」は大反響をよび、企業や自治体などから問い合わせや視察を受けたといいます。

 今回のDISASTER SUPPORT SPEC.は、そうした反響をふまえて、いよいよ「実用性」を念頭において進化させたものだとしています。

 前回は「バッテリーを多数搭載」ということがキーコンセプトでしたが、今回はそれだけでなく、災害時の拠点として必要になってくる、各方面の要望に手が届くものに仕上がっています。

 具体的には、「支店が被災した。本店から活動再開のためのヘルプに出向く。そのままキャラバン自体が、支店機能を暫定的に受け持つ」というパターンを想定しているといいます。

 そのため、ヘルプ要員が現地でどう過ごすか、どう快適に復旧作業や事務作業ができるか、何もない現地で車内生活を過不足なくできるのか、といった各シーンをしっかりサポートできるよう、設計されています。

 もちろん、災害が起きた時のために大事に取っておくのではなく、平常時は普通に普段使いできるようにしなければなりません。

 それも重点的に考慮されているといい、担当者は「車両のパネル・車体には穴を開けたりはなるべくしないように、既存の穴を使って固定したりとか、置くだけといったような設計上の工夫をしています」と話します。

 さらに、派遣社員が長期間にわたって寝泊りすることを考慮し、車内のプライベートへの配慮も織り込まれているといいます。

 たとえばベッドは2人分ありますが、互いに見えないよう「上下左右に互い違いに分離」した構造が採用されています。

 2024年1月に能登半島地震が発生しましたが、実際に被災した人からも相談を受けたとのことで、その際に「明かり」「ふとんのフカフカ具合」など、これは欲しいというエッセンスを把握したといいます。

 担当者は、昨年のコンセプトモデルとの変化について「前回が派手だったんで、スペック的にはダウンしたんじゃないか思われるという懸念もありました」と話します。たしかに、オレンジが目立っていた前回から、今回は灰色が基調のボディカラーが特徴です。

 しかし「実用性がある方に寄せていかないといけなくて、ある意味ちょっと本気度が増したような気がしますね」と、その災害対応への機能強化には自信をのぞかせていました。

 ※ ※ ※

「DISASTER SUPPORT SPEC.」は、キャラバン「プレミアムGX ディーゼル4WD」をベースとしています。

 外装にはオプションションパーツとして純正LEDフォグランプ、純正LEDグリルイルミネーション、純正ヘビーデューティーラック、ヘッドライト融雪ヒーター、リアラダーを装備。

 それだけでなく、今回の特別パーツとして、プロテクション塗装やマットフィルム、オーバーフェンダー、Radi-coolカーサイドオーニングが装備。さらに専用ボディカラーになっています。

 内装面では純正フロアカーペット、純正9インチナビゲーション、純正ドライブレコーダー、純正ラゲージレール・フック、純正ルーフインナーバーを装備。

 さらに特別パーツで、電子調光シェード、調光式ワークランプ、停車時換気システム、太陽光ソーラーパネル、スライドレールラック、充電マネジメントシステム、折り畳みテーブル、荷室低抵抗フロア、ベッド兼ラック、STARLINK(衛星通信)キットが装備されています。

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みんなのコメント

1件
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    よく日産車を使ってくれました。
    日産もどうされようが売れる車を造り3社合併し後世に名を残して下さい。
    でもこれは売れないし売る気も無しの話題作りでしょうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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