セルジオ・ペレスは、破産申請をしていたフォースインディアの買い手が見つかり、チームの将来が見えてきたため、契約更新に向けて順調に進んでいると話した。
ペレスは2014年からフォースインディアに所属。現在に至るまでにチームと5度の表彰台を獲得している。しかし契約更新は、チームが深刻な財政状況を乗り越えられるかどうか次第だと彼は語っていた。
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そして現在、この状況が解決されたことで、ペレスはフォースインディアとの契約更新に近づいていると『Fox Sports』に述べた。
「チームに残るというのは、素晴らしいチャンスだと思う」
「フェラーリやメルセデスに移籍するチャンスがなければ、フォースインディアはとても魅力的な選択肢だと思う」
「僕たちは(2019年)、高い確率でそこにいる。実際、それは数日か数週間の問題だ。今はチームと状況をクリアにしているところだ」
「僕は契約書に改めて署名する必要はない。契約更新のオプションがついていて、チームに契約更新の意思があるかを見るだけだ」
ペレスはフォースインディアの買収劇において大きな役割を果たした。それは解散命令の脅威から守る目的で、チームを管財人の管理に委ねる法的措置を採るよう、提言したからだ。
管財人が、大富豪ローレンス・ストロールが率いる投資家コンソーシアムからの入札を受け入れたことで、チームの将来は迅速に確保されることになった。
ペレスは「非常に複雑な状況だった。ドライバーとしては全く予想していなかった立場になったことを理解し、行動を起こさなければならなかった」と振り返った。
「400人ものスタッフの職が危ぶまれていたんだ」
「幸運にも全てが救済され、全てが良くなったように思える」
「チームには素晴らしい未来が待っているように感じられる。良い投資があれば、チームにかなりの安定性をもたらす。それは過去数年間、チームが苦労していたことだ」
2017年にウイリアムズからF1デビューしたランス・ストロールは、父親がフォースインディア経営に関わったことで、来季はフォースインディアに加入すると予想されている。
ペレスがチームに残留しストロールが新加入した場合、ペレスの現在のチームメイトであるエステバン・オコンが、新たなチームを探す必要に迫られる。トラック上では堅実なパフォーマンスを見せているオコンだが、彼の選択肢はすでにかなり少なくなっている。
メルセデス育成ドライバーである彼は、レンタル移籍のような形でルノーに加入する可能性を検討していたものの、ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへ電撃移籍。ルノー加入の可能性がなくなっていた。
現在オコンは、カルロス・サインツJr.の加入が発表されたばかりのマクラーレンの2人目のドライバー候補となっているとみられる。
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