英国アカデミー賞ドキュメンタリー映画部門賞に輝いた『アイルトン・セナ~音速の彼方へ(原題Senna)』のプロデューサー兼脚本家のマニッシュ・パンディが、F1の元最高権威者バーニー・エクレストンの生涯を描いた8編からなるシリーズを制作する。
『ラッキー!(Lucky!)』と題されたこのシリーズはすでに制作が始まっており、パンディのJiva Maya社が、ロックダウン期間中にスイスのエクレストン宅で撮影を行った。
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現在90歳のエクレストンは、ドライバー、マネージャーを経てチームオーナーとなり、その後、F1の商業面を取り仕切る立場に立った。エクレストンは、40年にわたってグランプリレーシングの発展と繁栄を推し進め、熱狂的な愛好家たちの小さなコミュニティに愛されていたF1を、グローバルなビジネス帝国へと変容させていった。
レーサーとしての気持ちを持ち続けるエクレストンだが、F1界において絶大な権力を振りかざし、しばしば対立を引き起こした。2017年初めにリバティ・メディアがF1を買収した後、エクレストンはCEOの役割から身を引くことを余儀なくされた。
「私が自分とF1の物語を語らせることにおいて誰かを信用したのは、これが初めてのことだ」とエクレストンは語った。
「マニッシュだけが、語り手およびディレクターとして、物語をスクリーンに映し出すことができると信じている」
「彼は偉大なストーリーテラーというだけではなく、素晴らしいファンでもあるのだ。彼は歩き始めるぐらいの幼いころからずっとF1を見続けており、この世界とそのキーマンたちについての知識は百科事典並みだ。そしてこのうえない情熱を持っている」
このシリーズはエクレストンの人生と、“F1の誕生と驚異的な成功”を描くものになるという。Jiva Maya社はフォーミュラワン・マネジメントの持つ“前代未聞のアーカイブ”にアクセスする許可を得て、制作を行っているという。
「バーニーは史上最も偉大なスポーツ興行主のひとりとしての日々だけでなく、彼の人生についても振り返った」とパンディは語った。
「90年の今までの人生で、彼は世界中を旅して、あらゆる有力者たちに会ってきた。彼は今も非常に親しみやすく、とても面白い人だ。彼の驚くべき物語を完全な形で初めて伝えることができることを、うれしく思っている」
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、次のようにコメントしている。
「F1は真の国際的スポーツであり、その70年以上の歴史を経てF1が今日の姿になるうえで、バーニーは大きな役割を果たしてきた」
「世界中に5億人のファンがおり、23カ国でレースが行われている。F1に向けられた興味と興奮は巨大なものだ。このシリーズは、F1の最も興味深い人物のひとりの人生をめぐる旅に視聴者を連れて行ってくれるものであり、熱い期待が生まれることだろう」
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