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この値段で買えるのか!! 200万円で買えるおすすめ名門中古輸入車 5選

掲載 更新 43
この値段で買えるのか!! 200万円で買えるおすすめ名門中古輸入車 5選

 例えば、予算200万円でクルマを買うとしたら、あなたはどんなクルマを選びますか?

 おおよそ200万円で買える新車というと、国内での売れ筋は、コンパクトカーのフィットやヤリス、シエンタ、SUVではライズやロッキー、ジムニーシエラ、などが挙げられます。

日本人が大好きなベンツSクラス/Eクラスが新型に! 日本発売はいつ?

 これらのクルマは、もちろん素晴らしい性能や使い勝手をもっているクルマですが、「他人と違うクルマが欲しい!」「もっとおしゃれなクルマがいい!」という方には、中古の輸入車をおススメします。

 中古の輸入車は、新車からの値落ち幅が大きいため、意外と割安。本記事では、中古車3年落ち以内、という条件のもと、流通が多くて人気の中古の輸入車を5つ、ご紹介します。

文:吉川賢一、写真:BMW、VW、プジョー、ルノー、メルセデスベンツ

【画像ギャラリー】予算200万円買える人気輸入中古車たち、続々登場!!

VWポロ「ドイツ流の質実剛健なクルマ。安心感は桁違いに高い」

 初代ポロが誕生したのは、なんと1975年。ポロは、実に半世紀近い歴史をもつ、フォルクスワーゲンのコンパクトカーです。

 現在、日本で売られているモデルは、2018年にデビューした6代目。

6代目ポロ

 このモデルから、車型を横断して共通部品を組み合わせる「MQB」が採用されたことでひと回り大きくなり、全長は4075ミリと比較的コンパクトながらも、全幅1750ミリの3ナンバーサイズとなり、立派なクルマとなりました。

 ボディタイプはハッチバックで、エントリーグレードは新車価格でも265万円ですが、中古車だと最上級グレードのTSIハイラインが、1年落ちで200万円を切るようになりました。

 ドイツ車らしく、高い剛性感としっかりとした走りで、同社のゴルフと比較してもそれほど引けを取らない、とてもお買い得なクルマだといえます。

 余談になりますが、4代目・5代目のポロには「クロスポロ」という派生車がありました。この流れをくんでいるのが、いま空前の大ヒットをしているVWのコンパクトSUV「T-Cross」です。

VWから出たコンパクトSUV、T-Cross

ルノールーテシア「(海外名)クリオは欧州でベストセラーモデル」

 海外では「クリオ」という車名で販売されており、2019年にはフランス本国で、四輪車の(車名別)販売台数ランキング1位を獲得するなど、主に欧州地域で絶大な支持を得ているクルマです。

 欧州では、2019年5月に5代目クリオへとモデルチェンジをしていますが、ここ日本では、2012年(日本では2013年)に発売開始された4代目ルーテシアが現在も販売されています。

4代目ルーテシア

 この4代目ルーテシア、1年落ちの中古車が200万円を切る価格で流通し始めました。

 日本車にはないシャープなデザインとコンパクトなボディに加え、パワフルな1.2Lの直噴ターボエンジンと6速EDCによる走りは、痛快そのもの。街であまり見かけないコンパクトカーという意味でもおすすめです。

ルーテシアRS

 ちなみにもっとスピードが出したいカーマニアには、1.6Lの「ルーテシアRS」という選択肢もありますが、200万円台後半となってしまいます。

メルセデスベンツAクラス「直進性の良さときびきびとしたハンドリングを持つ」

現行型Aクラス(2018年10月発売)

 国内市場では、2018年10月に発売開始された4代目Aクラス(W177型)が現行モデルですが、中古車として多く出回っているのは、2012年から発売されていた3代目Aクラス(W176型)。

 初代、2代目とはうって変わり、全高を下げ、ゴルフと同じ欧州Cセグメントのハッチバックになったのがこの3代目からです。

 メルセデスといえば、どっしりとした安定性重視の乗り味をイメージされる方が多いでしょうが、Aクラスは、直進性の良さときびきびとしたハンドリングを持ち合わせています。

2012年から発売した3代目Aクラス

 ただし、AMGのようなスポーツモデルでないベースモデルであっても、なかなかスポーティな乗り心地をしています(だいぶ固め)。良い意味で、メルセデスの乗り心地のイメージを破っていました。

 3年落ち(2018年登録)であれば、200万円を切る価格でAクラスを買うことができます。ブランドイメージもよく、一度はメルセデスを経験しておきたい、といった方にもお勧めのモデルです。

BMW 1シリーズ「狙いドコロは1世代前の後輪駆動車!」

現行型BMW1シリーズ(2019年9月発売)

 2019年9月に3代目へとモデルチェンジしたBMW1シリーズ(F40型)。このため、中古車市場には、2代目(2011~ 2019)までが多く出回っています。

 この1シリーズで特筆すべきは、2代目まではFRだった、ということ。エントリーモデルながら、後輪駆動のBMWを味わうことができるクルマです。

 3年落ち(2018年登録)であれば、200万円を切る価格で1.5Lガソリンエンジンの118iが多く出ています。

 また、2.0Lディーゼルエンジンの118dも、200万円以下であります。このディーゼルエンジン、レスポンスの良さと低回転でのトルクの太さ(最大トルク32.6kgm(1500-3000rpm))によって、スポーツカー顔負けの速さを体感することができます。

2代目BMW1シリーズ (2011~ 2019年)

 ちなみに、2代目はハッチバックのみですが、初代モデルにはハッチバック(2004年~2011年)に加えてクーペとカブリオレ(2008~2014)が用意されていたのも特徴。

 多少年式はさかのぼることになりますが、程度のいい中古車が手に入るうちにこれらに乗ってみる、という選択もアリでしょう。

プジョー2008「おしゃれなフランス製SUV」

 プジョーが、長年のコンパクトカーの開発技術を生かして作ったのが、コンパクトSUV「プジョー2008」。

プジョー2008

 2013年の発売後、欧州市場を中心に大ヒットしており、プジョーのラインアップの中で、208に続き、2番目に売れているメジャーモデルです。

 全長4159mm×全幅1739mm×全高1556mmという、ほど良いサイズ感のボディに、都会的なデザインをまとったエクステリア、特徴的な小径ステアリングホイールの効果もあり、インテリアもスポーティな雰囲気を感じられます。

プジョー2008 インパネ

 どちらかというと、デザインはドイツ車のようながっしりとした雰囲気があり、フランス車特有の「クセ」のようなデザインが少ないため、日本人もすんなり受け入れられると思います。

 新車価格は275万円からとやや高めですが、中古車市場ではすでに1年落ちモデル(2019年式)が200万円を切る価格で出ています。「周りと違うコンパクトSUVがいい」という方におススメです。

まとめ

 クルマに限らず、「新品じゃなきゃだめ!」という方は多いと思いますが、「そこまで気にしない」という方には、お買い得になる、こうした中古の輸入車もお勧めです。

 「輸入車は壊れやすい」というのは、ひと昔前の話。クルマの購入を検討している方は、「コンディション良好な輸入中古車をおトクに買う」という選択肢も、ぜひ検討してみてください。

【画像ギャラリー】予算200万円買える人気輸入中古車たち、続々登場!!

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みんなのコメント

43件
  • 中古の輸入車はすぐ壊れるという人がいるが、そのクルマなりの扱い方を国産車レベルで行ってきたからそうなる。そういう意味での国産車の凄さは凄いと思う。でもね、メンテナンスの心得とか、修理代のこととかを納得して乗るなら、輸入車の方が断然楽しいと思いますよ。修理工場だって安くて上手に仕上げてくれるところはあるし、部品代も工夫すれば価格を抑えられる。そういう手間も楽しめる、心に余裕のある人向けですね、輸入車ってのは。
  • ・整備代は、日本車より高い
    ・壊れやすい(日本車と比べて)
    ・売却時の値段が安い
    それでも乗りたい車があれば、買ってもいいと思います。日本車には無い、楽しさがあると思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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