日産自動車は2022年8月8日、第4世代となる新型エクストレイルが7月25日の発売から約2週間で1万2213台(8月7日時点)の受注を記録したと発表した。1万台超の受注に要した期間としては、歴代エクストレイルで最速、しかもe-POWER車として最短の記録を樹立する。
受注内容の内訳を見ていこう。
伝統と革新を融合させた「タフギア×上質」の本格SUVを謳う新型日産エクストレイルがデビュー
駆動別では、パワートレインに発電用KR15DDT型1497cc直列3気筒DOHC12V・VCターボエンジン(最高出力106kW/4400~5000rpm、最大トルク250Nm/2400~4000rpm)+BM46型フロントモーター(最高出力150kW/4739~5623rpm、最大トルク330Nm/0~3505rpm)+MM48型リアモーター(最高出力100kW/4897~9504rpm、最大トルク195Nm/0~4897rpm)+リチウムイオン電池で構成した電動4輪駆動システムを採用するe-4ORCEが全体の内の90%を占め、残りの10%がKR15DDT型エンジン+BM46型フロントモーター+リチウムイオン電池でパワートレインを構成する2WDをチョイスした。
一方、グレードの内訳は2WD+e-4ORCEの合算で最上級モデルのG(e-4ORCE449万9000円/2WD429万8800円)が全体の内の61%を達成。以降は中間グレードのX(e-4ORCE379万9400円/e-4ORCE 3列シート393万300円/2WD349万9100円)が37%、ベーシック仕様のS(e-4ORCE347万9300円/2WD319万8800円)が2%で続いた。
ボディカラーについては、ブリリアントホワイトパールが全体の内の29%を占めて1番人気。以降はダイヤモンドブラックが21%、ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーンが14%、シェルブロンド/スーパーブラック 2トーンが11%、ステルスグレー/スーパーブラック 2トーンとカーディナルレッドが5%、その他が15%という割合となった。
主要オプションの装着率に関しては、NissanConnectナビゲーションシステム(X/X e-4ORCE)が73%、BOSE Premium Sound System+パノラミックガラスルーフ (G/G e-4ORCE)が29%、防水シートが(X/X e-4ORCE)が55%、ナッパレザーシート(G/G e-4ORCE)が30%の割合で選択される。日産によると、「快適性および利便性を高める先進装備や、アウトドア向けの装備の人気が高い」そうだ。
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