現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新「ハイエース」発売! 精悍顔採用!? エンジン出力UP&足回り強化の“20周年車”が凄い! 一方で全面刷新は? 買えない状況どうなってる?

ここから本文です

トヨタ新「ハイエース」発売! 精悍顔採用!? エンジン出力UP&足回り強化の“20周年車”が凄い! 一方で全面刷新は? 買えない状況どうなってる?

掲載 19
トヨタ新「ハイエース」発売! 精悍顔採用!? エンジン出力UP&足回り強化の“20周年車”が凄い! 一方で全面刷新は? 買えない状況どうなってる?

■ハイエース20周年記念車は出たけど…なかなか買えない状況が続いているという

 トヨタは2025年2月7日に「ハイエース200系」の誕生20周年を記念した特別仕様車「スーパーGL”DARK PRIME S”」をバンに新設定しました。

【画像】カッコイイ! これがトヨタの新「ハイエース」です!(39枚)

 この20周年記念車では、外装にクリアスモーク加飾を施したヘッドランプや、エンブレムをはじめ専用のメッキ加飾パーツを採用。

 さらにディーゼルエンジンを高出力化し、サスペンションには専用のショックアブソーバーを採用するなどの改良が加えられています。

 そんな20年となったハイエース200系ですが、昨今様々なユーザーがその動向を気にしています。

 最近では、「もうすぐフルモデルチェンジする」という噂も目立っていますが、現状はどうなっているのでしょうか。

 プロユースはもちろんのこと、一般ユーザーからも高い評価を得ているのがトヨタ「ハイエース」シリーズです。

 ハイエースは、バン、ワゴンだけでなく、様々なバリエーションを揃えているのが特徴のモデルですが、特に4ナンバーのナローボディが人気。

 ドレスアップベースやキャンピングカーのバンコンバージョンモデルのベースとしてなど、様々なカテゴリーで高い需要を誇っています。

 しかし昨今、ユーザーがハイエースを買いたくても注文が難しいという状態が続いています。

 その発端となったのは、2024年1月におこった豊田自動織機のエンジン不正問題。

 これにより、同社が製造したエンジンを搭載する7車種が出荷と受注が停止となり、その中に人気モデルであるハイエースも含まれました。

 同年3月からは出荷が再開されましたが、受注は停止のまま。

 2024年11月に施行された新保安基準に適合したモデルを秋から出荷する予定でしたが、それも見送られていました。

 ですが、2025年1月下旬に生産のメドがたったという理由から、トヨタは1年ぶりに受注を再開。各ディーラーに注文が殺到しました。

 ところが、2025年分の予定生産台数に対して注文数の方が多かったことから、1月内には再び受注停止状態に。

 現場の販売店はユーザーの要望に十分に応えられないままの状態で、メーカーに対しての不満の声が出始めているとのことです。

 こうした状況について、首都圏のトヨタ系販売店スタッフは次のように話しています。

「受注再開された2025年モデルは、後突の保安基準改正に対応した変更が行われています。

 主には、リアゲートの構造・部材変更や燃料タンクの位置の変更などが行われていると聞きます。

 しかし2025年モデルのメーカーからの割当は、従来から比べると驚くほど少ないのです。

 お客様には1年待っていただいたのに、その予約台数分もフォローできるかどうかギリギリ。さらに業販分も加えると、完全にパンク状態です」

 ハイエースは2月1日より、トヨタ車体いなべ工場で生産が再開されていますが、2025年秋頃にはまた生産が休止する見通しだと言います。

 これは2026年春に施行される予定の新保安基準に対応するためで、再び生産ラインの準備、調整が必要なためのようです。

※ ※ ※

 そうした中で「ハイエースは2025年にニューモデルが登場する」という噂がネット上に流れています。

 しかし前述のように既存の200系に対して法規対応が行われることや、すでに「2025年中の新型投入はない」という旨が販売店には伝わっているようです。

 そうしたなかで埼玉県内にあるハイエース専門店のスタッフは次のように話しています。

「トヨタディーラーに行っても、もう欲しいクルマが買えないから…というお客様が増えてきており、我々も困り切っています。

 ハイエースを買いに来ているお客様に、すぐに注文できるRAV4を勧めるわけにはいかないですから。

 生産ラインなどの都合で台数が限られるのは分かりますが…。本当に販売する側としては手痛いですね」

文:くるまのニュース 山崎友貴
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
レスポンス
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
ベストカーWeb
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
バイクのニュース
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
VAGUE
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
WEB CARTOP
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
グーネット
日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
レスポンス
老舗のヤナセがついに軽EVを売る! 「ヤナセEVスクエア」がBYDとディーラー契約し2026年夏横浜に店舗をオープン
老舗のヤナセがついに軽EVを売る! 「ヤナセEVスクエア」がBYDとディーラー契約し2026年夏横浜に店舗をオープン
THE EV TIMES
ベスパ誕生80周年を記念した「“新型”スクーター」登場! 市販化最初のモデル「98」に着想を得た特別仕様車に注目! 「Vespa 80th」イタリアで発表
ベスパ誕生80周年を記念した「“新型”スクーター」登場! 市販化最初のモデル「98」に着想を得た特別仕様車に注目! 「Vespa 80th」イタリアで発表
くるまのニュース
「あなた誰?」レベルの激変っぷり! 3度のマイチェンでまるで別人に変身したレクサスISの顔を追ってみた
「あなた誰?」レベルの激変っぷり! 3度のマイチェンでまるで別人に変身したレクサスISの顔を追ってみた
WEB CARTOP
SGホールディングス、ダイバーシティ推進で最高評価…5年連続「ベストワークプレイス」認定
SGホールディングス、ダイバーシティ推進で最高評価…5年連続「ベストワークプレイス」認定
レスポンス
670馬力のスバル車が過激スタント! 人気動画『ジムカーナ』最新作にヨコハマタイヤ「ADVAN」装着
670馬力のスバル車が過激スタント! 人気動画『ジムカーナ』最新作にヨコハマタイヤ「ADVAN」装着
レスポンス
たまには贅沢な休日も! 水戸岡鋭治氏デザインの豪華列車で高付加価値な移動体験!? 「ザ・ロイヤルエクスプレス」が2026年春に運行するプランを発表
たまには贅沢な休日も! 水戸岡鋭治氏デザインの豪華列車で高付加価値な移動体験!? 「ザ・ロイヤルエクスプレス」が2026年春に運行するプランを発表
VAGUE
310万円! 日産“新型SUV”「カイト」発表に反響殺到!「これはライズに対抗できる!」「素直にカッコいい」「絶対買うよ!」の声も! 全長4.3mの“ちょうどいい”サイズが嬉しい「新・実用モデル」南米ブラジルで発売!
310万円! 日産“新型SUV”「カイト」発表に反響殺到!「これはライズに対抗できる!」「素直にカッコいい」「絶対買うよ!」の声も! 全長4.3mの“ちょうどいい”サイズが嬉しい「新・実用モデル」南米ブラジルで発売!
くるまのニュース
天才ニューウェイは、F1におけるAIをどう見るか? 「人間のアイデアに大きく依存しており、それこそがF1の本質だ」
天才ニューウェイは、F1におけるAIをどう見るか? 「人間のアイデアに大きく依存しており、それこそがF1の本質だ」
motorsport.com 日本版
自工会の片山正則会長、トヨタ佐藤社長に期待 自動車産業の生き残りへ「どこが会長になるべきか議論した結果」
自工会の片山正則会長、トヨタ佐藤社長に期待 自動車産業の生き残りへ「どこが会長になるべきか議論した結果」
日刊自動車新聞
日産再建への道筋に「NISMO」あり! モータースポーツ・カスタマイズ・レストア事業の強化で日産ブランドの価値向上を狙う
日産再建への道筋に「NISMO」あり! モータースポーツ・カスタマイズ・レストア事業の強化で日産ブランドの価値向上を狙う
WEB CARTOP
約30万円アップも納得!! 念願のS-AWC標準装備はデカい!! 新型デリカD:5の変貌ぶりが見事すぎた
約30万円アップも納得!! 念願のS-AWC標準装備はデカい!! 新型デリカD:5の変貌ぶりが見事すぎた
ベストカーWeb

みんなのコメント

19件
  • さすけ
    トヨタって車売る気ないよね。
    今、トヨタの車種で受注停止してる車ってめちゃくちゃ多い。
    転売ヤーを助長してるのはメーカーにも原因がある。
    欲しい人がちゃんと買えたら転売なんて成り立たないからね。
  • aut********
    もう買えない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村