バクー市街地サーキットで行なわれたF1第6戦アゼルバイジャンGPはレース終盤、トップを走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がタイヤトラブルに見舞われクラッシュ。コース上にデブリが散らばり、レース残り3周のところで赤旗中断となった。
レースディレクターのマイケル・マシは、レースを再開し規定の距離を消化しきることを決定。各車はセーフティカー先導の下ピットレーンを離れると、グリッドからのスタンディングスタートで残り2周の”スプリント”バトルを展開。規定距離の51周を走りきった。後にマシは、レースを再開しない理由はなかったと述べた。
■F1レースディレクター、赤旗後のレース再開判断を説明「リスタートをしない理由がなかった」
このレースで3位を獲得したピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、再スタートの決定を歓迎。F1のオーナーであるアメリカ企業リバティ・メディアも、エンターテイメント性の高い結末に満足しただろうと冗談交じりに話した。
「アメリカンがF1を引き継いだので、エンターテイメント最優先になってもあまり驚かないよ!」
リスタートの決定について訊かれ、ガスリーはmotorsport.comにそう語った。
「いや。とても嬉しかった。それ(スタンディングでの再スタート)は興奮するし、自分の中でアドレナリンが出るんだ。たった2周だけどチャンスがあると思っていたし、みんな檻を抜け出したライオンのようなものだった」
「誰もが全力を尽くし、短時間でできるだけ多くのポジションを上げようとする。最後の2周のリプレイは見ていないけど、僕から言わせてもらえば、とても激しいバトルだったし本当に楽しめた」
「どちらかと言うと、今後も同じ様にしてくれることを願っている」
リスタートをポールポジションで迎えたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、危うくルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれかけたものの、ハミルトンがターン1でオーバーシュート。ペレスが首位をキープし、そのまま今季初優勝を挙げた。
ペレスも再スタートには満足しているものの、スタンディングスタートのルール適用の仕方については一貫性が必要だと語った。
「イモラ(第2戦エミリア・ロマーニャGP)ではスタンディングスタートをしなかったんだ」
「あの時は雨でコース右側が湿っていて、(スタンディングスタートをするには)少しアンフェアだった」
「今後も一貫性を保つことができれば、ファンがテレビに張り付いてくれるようになるのは間違いない」
「レースの中でも最も楽しめる2周だっただろう。間違いなく僕としては、それのせいでとても苦労したけどね」
10番グリッドからスタートし、6位フィニッシュを果たしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は「2ラップのレースをたくさんやることを考える必要がある。日曜日は2周のレースを25回やるとかね!」とジョークを飛ばした。
「あれは楽しかった。みんなタイヤのことを気にしなくて良いと分かっていたから、とてもアグレッシブに走っていた」
一方、2位となったセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、レースのショー的な側面に集中しすぎるあまり、F1の伝統やルーツから逸脱しすぎないようにする必要があると警告した。
「今後、レースがもっとエキサイティングになることを願っている」
「いろいろなことが起こったりして、おそらくエキサイティングなレースだったと思うけど、あまりにも人工的になりすぎて、スポーツのルーツを失わないように気をつけないといけない」
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