現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 予選11番手の角田裕毅、Q3まで0.013秒差「皆に謝りたい。マシンには速さがあったが完璧な1周を走れなかった」F1第15戦

ここから本文です

予選11番手の角田裕毅、Q3まで0.013秒差「皆に謝りたい。マシンには速さがあったが完璧な1周を走れなかった」F1第15戦

掲載
予選11番手の角田裕毅、Q3まで0.013秒差「皆に謝りたい。マシンには速さがあったが完璧な1周を走れなかった」F1第15戦

 2023年F1イタリアGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はQ2に進出、11番手を獲得した。Q2で10番手のランド・ノリス(マクラーレン)との差は0.013秒だった。

 ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは、一日を次のように振り返った。

フェラーリが地元で躍進。サインツが今季初PP獲得&ルクレール3番手【予選レポート/F1第15戦】

「昨日は自分たちのパフォーマンスレベルに完全に満足はしていなかった。マシンが思っていた以上にスライドし、いくつかのコーナーではあまり競争力がなかったからだ」

「そのため、昨夜、セットアップに変更を加えることを決めた。ストレートでの競争力を維持しつつ、適切な妥協点を見つけようと考えた。そのトレードオフは、モンツァでは常に重要な要素だ」

「FP3では異なるコンディションと燃料搭載量におけるセットアップ変更の検証を行った。(ATA/代替的なタイヤ配分により)Q1ではハードタイヤ、Q2ではミディアムタイヤの使用が義務付けられている。燃料が少ない状態での走行に関しては、Q1とQ2で良い成績を出す可能性を最大限に高めることに集中した。そのアプローチが功を奏したと思う」

「前夜に行った変更はポジティブな結果を出した。そのため、2台揃ってQ2に進むことができたのだ。非常に難しいセッションで、トラフィックを管理し、トウが重要な役割を果たした」

「ミディアムタイヤで走ったQ2で高い競争力を発揮したものの、Q3に進めるだけの速さはなかった。前とのギャップは非常に小さかったが、終盤のラップが完璧ではなく、裕毅は11番手、リアム(・ローソン)は12番手という結果になった」

「これから決勝に焦点を切り替える。明日はポイント獲得を目指していくつもりだ」

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 13番手(1分22秒297:ミディアムタイヤ/28周)
予選 11番手(Q1=4番手1分21秒852:ハードタイヤ/Q2=11番手1分21秒594:ミディアムタイヤ)

 昨日はとても苦労しましたが、FP3で走り出した時からマシンの感触は大幅に良くなっていました。マシンに多数の変更を加えたことが、今日うまく機能し、大きな前進を果たすことができました。

 ですが、最後にもっと良いラップを走れたと思うので、自分自身にがっかりし、とても悔しく思っています。チームに謝罪します。マシンにはQ3に進むペースがあったと思うからです。チームは良い仕事をしてくれましたし、予選中のトラックポジションも良かったです。でも僕はいくつかの箇所でタイムをロスしました。フラストレーションは自分自身に対するものです。

 明日については、レースペースは悪くなさそうですし、トップ10のすぐ下からスタートするため、うまくまとめあげていけば、ポイント獲得の可能性はあると思います。

こんな記事も読まれています

【MotoGP】オランダGP完全勝利のバニャイヤ、なぜそんなに強い? “左曲がりの王”マルケス「彼は高速右コーナーが特に速い」
【MotoGP】オランダGP完全勝利のバニャイヤ、なぜそんなに強い? “左曲がりの王”マルケス「彼は高速右コーナーが特に速い」
motorsport.com 日本版
スズキ「新型コンパクト“SUV”」発表へ! クーペスタイルの「小さな高級車」か!? MT設定&「100万円台」の「インドフロンクス」とは
スズキ「新型コンパクト“SUV”」発表へ! クーペスタイルの「小さな高級車」か!? MT設定&「100万円台」の「インドフロンクス」とは
くるまのニュース
BMW『X5/iX5』も大型キドニーグリルと決別!「ノイエ・クラッセ」デザインで2026年デビューか
BMW『X5/iX5』も大型キドニーグリルと決別!「ノイエ・クラッセ」デザインで2026年デビューか
レスポンス
ホンダが「どこでも快適・軽バン」実車初公開! 斬新シート採用!? 「大人1人から4人まで」自由自在!  10月発売の「新N」とは
ホンダが「どこでも快適・軽バン」実車初公開! 斬新シート採用!? 「大人1人から4人まで」自由自在! 10月発売の「新N」とは
くるまのニュース
全ては「勝つ」ために! カワサキが「KX450」「KX450X」の新型モデルを発売
全ては「勝つ」ために! カワサキが「KX450」「KX450X」の新型モデルを発売
バイクのニュース
名車「シトロエン DS」、デビュー70周年を祝う…仏「レトロモビル2025」
名車「シトロエン DS」、デビュー70周年を祝う…仏「レトロモビル2025」
レスポンス
ホンダ・シビック タイプRってどんなクルマ? 歴代モデルと最新6代目を詳しく解説!
ホンダ・シビック タイプRってどんなクルマ? 歴代モデルと最新6代目を詳しく解説!
WEB CARTOP
VWグループジャパン、2024年度に投入する新モデル5車種を公開 ティグアンとパサートはフルモデルチェンジ
VWグループジャパン、2024年度に投入する新モデル5車種を公開 ティグアンとパサートはフルモデルチェンジ
日刊自動車新聞
アウディのカルトスポーツエステートRS4の25周年限定車「Audi RS4 Edition 25 Years」に初試乗
アウディのカルトスポーツエステートRS4の25周年限定車「Audi RS4 Edition 25 Years」に初試乗
AutoBild Japan
三浦半島の「新スマートIC計画」に反響多数!?「とても便利」「なる早で開通して」横浜横須賀道路の「IC空白地帯」で工事準備中
三浦半島の「新スマートIC計画」に反響多数!?「とても便利」「なる早で開通して」横浜横須賀道路の「IC空白地帯」で工事準備中
くるまのニュース
レッドブルF1代表、怒り心頭マクラーレンからのフェルスタッペン批判に反論「間違っているしフェアじゃない」
レッドブルF1代表、怒り心頭マクラーレンからのフェルスタッペン批判に反論「間違っているしフェアじゃない」
motorsport.com 日本版
BMW『M5』新型、鮮やかなイエローボディがラインオフ
BMW『M5』新型、鮮やかなイエローボディがラインオフ
レスポンス
写真で見るニューモデル VW「ティグアン」「パサート」
写真で見るニューモデル VW「ティグアン」「パサート」
日刊自動車新聞
スーパーカーの巨匠、ガンディーニ氏逝去…デザインと作品を振り返る
スーパーカーの巨匠、ガンディーニ氏逝去…デザインと作品を振り返る
レスポンス
トヨタが欧州で「ハイブリッド130」を採用! 日本のハイブリッドとは何が違うのか?
トヨタが欧州で「ハイブリッド130」を採用! 日本のハイブリッドとは何が違うのか?
WEB CARTOP
800万円! 新型「和製スーパーカー」発売! V8×6速MTも用意!? ”旧車デザイン”採用の「GT」とは
800万円! 新型「和製スーパーカー」発売! V8×6速MTも用意!? ”旧車デザイン”採用の「GT」とは
くるまのニュース
混合気供給の要“キャブレター”を分解!! 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフ Vol.3
混合気供給の要“キャブレター”を分解!! 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフ Vol.3
バイクのニュース
[サウンドシステム設計論]「外部パワーアンプ」を使う「パッシブシステム」で本格サウンドを堪能!
[サウンドシステム設計論]「外部パワーアンプ」を使う「パッシブシステム」で本格サウンドを堪能!
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村