マツダは7月29~30日に大分県日田市のオートポリスで開催されるENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Supported by BRIDGESTONE第4戦『スーパー耐久レース in オートポリス』から、ガソリン代替カーボンニュートラル燃料(CNF)を使用する『MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept』で参戦を行う。
7月20日には同レースのエントリーリストが発表され、開発車両が参戦するST-Qクラスには、マツダが今季春にシーズン中の投入を予告していたCNFロードスターがいよいよ登場することが判明。翌21日、マツダは車両の詳細を明らかにした。
スーパー耐久第4戦オートポリスは7クラス42台が参戦。ST-Qに新たなエントリーも
モータースポーツを通じ、クルマを運転することの楽しさをより多くの人に感じてもらうことを目指しているマツダ。あわせて同社は、モータースポーツでカーボンニュートラルに取り組むことで、将来にわたって持続可能な社会のあるべき姿を創造し、時代の変化に適合したモータースポーツ活動の啓発、認知拡大に務めている。
この活動の一環として、2021年11月からは自動車メーカーの開発車両が集うスーパー耐久ST-Qクラスに“MAZDA SPIRIT RACING”のブランド名でマツダ2およびマツダ3で参戦し、次世代バイオディーゼル燃料の普及に向けた実証実験に取り組んできた。
そんなマツダは、2023年第4戦から次世代バイオディーゼル燃料を使用する55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio conceptに加え、新たに12号車となるMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF conceptをST-Qクラスに投入し、ガソリン代替カーボンニュートラル燃料の普及に向けた実証実験に取り組んでいく。
今回の12号車に使用されるCNF燃料は、ORC ROOKIE GR86 CNF concept、Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptが使用しているものと同じ燃料を使用するとのことで、GR86の1.4L直列3気筒直噴ターボエンジンとBRZの2.4L水平対向4気筒自然吸気エンジンに、新たにロードスターの2.0L直列4気筒“SKYACTIV-G”自然吸気エンジンが加わることで、同じCNF燃料を使いながらも、さまざまなエンジンで実証実験を行っていくという。
さらに、レースで“人とクルマ”を鍛えるという視点に立ち、MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF conceptの車両はすべて社内で開発が行われた。車両開発には量産開発に携わるエンジニアが従事し、将来のクルマ造りに活かせる人材や技術の修練も行われており、レース運営についても、マツダ社員ならびに広島マツダのサービスメカニックという体制に。ドライバーは、MAZDA SPIRIT RACINGの代表も務める前田育男シニアフェローに加え、富士24時間でもチームに加わった阪口良平と堤優威というふたりのプロドライバーが乗り込む。
マツダは今回の発表に際し、「カーボンニュートラルの実現に向け、お客さまにさまざまな選択肢をご提供することが大切であると考え、電動化のみならず、カーボンニュートラル燃料への取り組みを加速してまいります」とリリースに記した。
「将来に向けて多様な燃料に対応する技術の選択肢を開発するとともに、トルクフルな前輪駆動ディーゼル車両や、軽量な後輪駆動ガソリン車両など幅広い特性を持つ車両を活用し、レースフィールドを使ってマツダらしい『走る歓び』を感じる運動性能の開発も進めてまいります」
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept スーパー耐久参戦概要
参戦車両名:MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept(12号車)
クラス:ST-Q
エンジン:SKYACTIV-G 2.0
総排気量(L):1.997
使用燃料:ガソリン代替カーボンニュートラル燃料
チーム名:MAZDA SPIRIT RACING
監督:木田努
ドライバー:前田育男、阪口良平、堤優威
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