スペイン留学中のバイクタレント 現地でレンタルバイクを体験！ 借りる前に確認すべきこととは？

■スマホアプリで気軽に質問

　こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。今回はスペインでレンタルバイクを利用した時についてのお話しです。

　MotoGPのスペインGP観戦をするときに、お勧めのバイク屋さんを教えてもらいました。

　バルセロナにある「Pautravelmoto」さんは、バイクレンタルだけでなく、パニアケース付きの車両もあったため、わざわざ自分でバッグを用意しなくてもいいなと思い、このお店で借りる事にしました。

　GIVIのトップボックスだったので、雨天時に荷物が濡れる心配も少ないですし、ロックがしっかりとしているのでセキュリティ面も安心だと思います。スマホホルダーも貸してくれました。　　サイトを見て、ホンダ「CB500X」のローダウン仕様を見つけたので、早速問い合わせ。メールではなくWhatappを使います。

　スペインでは、バイク屋さんだけでなく、様々なお店がWhatapp（日本でいうLINE）を導入していて気軽に質問ができるのです。私にとって電話はハードルが高く、苦手です(笑)　上手く通じなかったり、いくら自分が上手く伝えられても相手が言っていることを理解できない事もあります。　　またメールとは違ってレスポンスも早いので、すごく便利なのです。スタッフさんとの距離も近く感じますし、このアプリ導入しているお店、好きです！

　残念ながらローダウン仕様は他の方の予約が入っており、CB500Xのノーマル仕様をお借りしました。　　CB500Xの足つきですが、シート高835mmと高くて、足がツンツン!!　正直ヒヤヒヤしましたが、せっかく乗るんだから楽しまなきゃ……とリラックスして乗ろうと切り替えました。ちなみにCB500Xは海外仕様車なので、乗ることが出来て嬉しかったです。

■借りる前に必ず確認したほうがいい事

　慣れないスペインでのレンタルバイク利用にあたって、以下のことを事前に確認しました。

・キャンセル料についてPauさんの回答は、キャンセルのペナルティは特に無いとのことでした。お店によると思います

・保険関係どこまでカバーされているのかなど、保険関係は万が一の際に非常に重要ですね。

　見積書をメールで送ってもらい、諸々確認した上で事前の前払い金30％を支払いました。私の場合は週末料金を適用して、少しお安くしてくれたそうです。　　金曜日の夕方にピックアップ～月曜日の午前中返却で金額は230ユーロ（日本円で約3万590円）。なぜかクレジットカードが使うことができず、そしてスペインの銀行口座もまだ持っていなかった為、ネット送金ができるWiseを使用して入金しました。多分スペインで作ったクレジットカードだったら使用できたのかも。たまに弾かれてしまう時があります。

・乗る前のチェック事項車体の傷確認は絶対必要です。最初から傷があったのに、返却時にあなた傷つけたでしょ！　と言われ、証拠がない……となったら大変ですから、写真を撮っておいたほうがいいと思います。

・ガソリンの種類スペインのガソリンは種類が色々あるので、確認は忘れずに。Sinplomo 95 verde（シンプロモ05緑） 日本でいうレギュラーですね。ガソリンスタンドごとに、銘柄の名前が違うみたいですが、伝えたら店員さんわかってくれていました。

　帰り道、ちゃっかりRepsol（レプソル）のガソリンスタンドで給油してもらいました。スペイン国内、ホンダのモータースポーツ・チームのスポンサーでもおなじみのRepsolのガソリンスタンドがたくさんあって、テンションが上がりますよ～！

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　ちなみに、私は荷物が多かったので小さめのキャリーと、ヘルメットを持って行ったのですが、キャリーケースはお店で預かってくれました。ちょっと金額的に高いかも……と思うかもしれませんが、車両の状態も良かったですし、トータルでみれば全然良いのかな？　と思います。店員さんも優しくて明るい方々で、拙いスペイン語を理解してくれて嬉しかったです。

　モータースポーツのオフシーズンになったら数日間レンタルバイクでスペインを走りたいな～なんて思っています。その際はまたお借りしようと思います！　どうやらマドリッド（スペインの首都）にもお店があるみたいです。

　今回もちょっぴりレベルアップができたかなと思いました。もっと色んなバイクに乗れるように、日々頑張らなくてはですね!!　最後までご覧いただき、ありがとうございました♪