現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【85台限定】アストンマーティンがモントレーで新型「ヴァルキリー・スパイダー」をお披露目!

ここから本文です

【85台限定】アストンマーティンがモントレーで新型「ヴァルキリー・スパイダー」をお披露目!

掲載 更新
【85台限定】アストンマーティンがモントレーで新型「ヴァルキリー・スパイダー」をお披露目!

■F1マシンに一番近い公道走行車両

 アストンマーティンが2021年の「モントレー カーウィーク」でアンベールするとアナウンスしていた車両は、「ヴァルキリー」のオープントップモデル「ヴァルキリー・スパイダー」であった。

4億3000万円! 最高速度490キロのブガッティ「シロン・スーパースポーツ」発売

 ヴァルキリー・スパイダーは、全世界で85台限定で生産され(左ハンドルおよび右ハンドル仕様を設定)、予約受付けと割当ては、まもなく開始される予定だ。最初のデリバリーは2022年下半期になる見込みだ。

 アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは、ヴァルキリー・スパイダーについて次のように述べた。

「アストンマーティン・ヴァルキリーは、極めて高度なイノベーションとテクノロジーを組み合わせたモデルですが、何よりもエモーショナルなドライブ体験を追及することに焦点を当てています。ヴァルキリー・スパイダーは、その情熱と感性をさらなる高みへと引き上げ、真にセンセーショナルな走りを実現しています。

 このモデルには、レブリミットが1万1000rpm以上に達する6.5リッターV12ユニットが搭載されています。ルーフを取り外した状態で、このエンジンが奏でるサウンドを聴ける日を、今から楽しみにしています」

 また、レッドブル・レーシングのチーフ・テクニカル・オフィサー、エイドリアン・ニューウェイは、次のようにコメントした。

「私たちは、アストンマーティン・ヴァルキリープロジェクトを立ち上げた当初から、従来のロードカーをはるかに超える厳格な目標を設定してきました。そして、オープントップ・ハイパーカー・カテゴリーに属するヴァルキリー・スパイダーにも、同じ設計思想を適用しました。

 このモデルは、一見するとヴァルキリーからルーフを取り外しただけに見えるかもしれませんが、ヴァルキリーと同じコンセプトを採用するためには大きな困難が伴いました。もっとも重視した点は、ルーフを外した状態でも空力性能を維持することでした。同様に、運転の楽しみを最大限に引き出しながらも、オープントップ・モデルにとって避けられない重量増加も最小限に留めています」

■ルーフの外し方も独特な「ヴァルキリー・スパイダー」

 ヴァルキリー・スパイダーの取り外し可能な専用の軽量ルーフは、カーボンファイバー製センターパネルとポリカーボネート製ルーフウインドウから構成されている。

●どうやってルーフを外す?

 センターパネルは、ルーフ後端のタブとウインドスクリーン・サラウンドに固定される一方で、ルーフウインドウはそれぞれの側で支えられている。ルーフを取り外す際は、ドアを開け、ルーフを持ち上げて収納するだけだ。

 取り外し可能なルーフパネルとラグジュアリーなオープントップ・レイアウトを実現し、新しくなったドアをサポートするために、カーボンファイバー構造に変更が加えられている。これにより、ヴァルキリー・スパイダーのドアは、車両前方に向けて上部へ跳ね上がるフロントヒンジ・タイプになった。

●オープン状態で時速330キロ!

 搭載される1155psのハイブリッドV12パワートレインに変更はないものの、ヴァルキリー・スパイダーでは、カーボンファイバー構造に改良が加えられ、アクティブ・エアロダイナクス・システムとアクティブ・シャシ・システムのキャリブレーションが全面的に見直されることになった。

 これらの対策は、ルーフを取り外した状態で走行したときでも、本来のパフォーマンスを発揮できるようにすることを目標としている。

 この結果、ルーフを取り外した状態での最高速度は330km/h以上に達し(ルーフを装着した場合は350km/h以上)、アストンマーティン史上最速かつもっとも過激なオープントップ・モデルとなった。

 世界耐久選手権を戦うLMP1マシンと同等のパフォーマンスを発揮するヴァルキリー・スパイダーは、公道走行可能なモデルとしては、通常では達成できないレベルのラップタイムを計測できるようにシミュレートされているという。ぜひともニュルブルクリンクでタイムアタックしてほしいものだ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【この190SLなんぼ?】走行距離わずか4,753kmでこの値段!なんで?このメルセデス300 SLの弟分190SLは掘り出し物?
【この190SLなんぼ?】走行距離わずか4,753kmでこの値段!なんで?このメルセデス300 SLの弟分190SLは掘り出し物?
AutoBild Japan
ソニー損保、自動車保険満足度調査で2部門1位を獲得…事故対応に高評価
ソニー損保、自動車保険満足度調査で2部門1位を獲得…事故対応に高評価
レスポンス
最後までもつれ込んだメーカー対決はトヨタに軍配! 僅差でヒョンデ逃す。総合優勝エバンス|WRCラリージャパンDAY4午後
最後までもつれ込んだメーカー対決はトヨタに軍配! 僅差でヒョンデ逃す。総合優勝エバンス|WRCラリージャパンDAY4午後
motorsport.com 日本版
スズキ 新型「スポーツクロスオーバー」登場! 斬新デザインの“尖った”スタイリング!? 軽量な車体を活かした軽快な走り! 「Vストローム250SX」何が変わった?
スズキ 新型「スポーツクロスオーバー」登場! 斬新デザインの“尖った”スタイリング!? 軽量な車体を活かした軽快な走り! 「Vストローム250SX」何が変わった?
くるまのニュース
勝田貴元が限界ギリギリの力走。トヨタ勢が猛追も、SS12は安全確保を理由にキャンセル/ラリージャパン デイ3午前
勝田貴元が限界ギリギリの力走。トヨタ勢が猛追も、SS12は安全確保を理由にキャンセル/ラリージャパン デイ3午前
AUTOSPORT web
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
くるまのニュース
市川團十郎がF1日本GPの公式アンバサダーに! F1文化に“新たな風”を吹き込むことを目指す
市川團十郎がF1日本GPの公式アンバサダーに! F1文化に“新たな風”を吹き込むことを目指す
motorsport.com 日本版
[かわいい]見た目して超[ホット]!! スズキ[アルトラパンSS]今買うのアリ説
[かわいい]見た目して超[ホット]!! スズキ[アルトラパンSS]今買うのアリ説
ベストカーWeb
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
Auto Messe Web
「足が長くて」スタイリッシュな新型SUVが2024年内に正式発表か!?DSオートモービルズの電動化戦略が新たなステージ
「足が長くて」スタイリッシュな新型SUVが2024年内に正式発表か!?DSオートモービルズの電動化戦略が新たなステージ
Webモーターマガジン
都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
都内の“旧式小型バス大活躍”路線ついに廃止へ 「リエッセ」と運命を共に 西武バス
乗りものニュース
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
ディーゼルトラックをEVへ改造、国内初の量産予定車が完成 ヤマトモビリティが発表
レスポンス
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
FIAがフロア摩耗に関する取り締まりを強化。フェラーリ、メルセデス等に加え、抜け穴を指摘したレッドブルも修正
AUTOSPORT web
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
頭文字Dの次なる遠征先は豊田市駅前? ラリージャパン2024はイベント盛りだくさん/WRC写真日記
AUTOSPORT web
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
優れたラリードライバーならF1でもきっと戦える! 8度のWRC王者オジェは確信「ファンも見たいと思っているはず」
motorsport.com 日本版
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
新車150万円台で「5速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
くるまのニュース
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
“熊本~東京1300km” 電気自動車でも快適に移動できる「裏ワザ」とは? 新型「タイカン クロスツーリスモ」で体感! ポルシェらしい走りと遊び心に触れる旅
VAGUE
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
[15秒でニュース]メルセデスAMG、初の電動SUVを市販化へ
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村