三菱自動車は、2019年11月18日、コンパクトハッチバック「ミラージュ」と同セダン「アトラージュ」のデザインを一新し、同日よりタイで販売を開始した。その他の地域でも順次販売する予定。
今回の変更ではハッチバック、セダンとも、シャープでダイナミックなエクステリアデザインを採用するとともに、上質感のあるインテリアデザインとしている。
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具体的には、フロントフェイスに最新三菱車のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を「ミラージュ」、「アトラージュ」として初採用。左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を水平・垂直基調のスクエアなラインで構成することで、力強さとシャープさを強調した。ヘッドライトはフロントグリルと連続感のある左右へと広がるデザインとした。また、フォグランプをバンパーサイトに配置することで、ワイドで安定感のあるフロントデザインを獲得。
リヤデザインは、L字型のシグネチャーを取り入れたLEDコンビネーションランプと、バンパーコーナー部に縦型のリフレクターを配したスクエアな形状とすることで、車幅を広く見せる水平基調のデザインを強調。ワイド感と安定感を表現している。
足元には、新デザインの15インチアルミホイールを採用。「ミラージュ」はスポーティな2トーンカラーの切削加工タイプ、「アトラージュ」はエレガントなシルバー塗装タイプを設定する。
ボディカラーには強い輝きと陰影を併せ持つホワイトダイヤモンドを新設定。さらに「ミラージュ」には鮮やかなサンドイエローも追加した。
インテリアは、フロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストに肌触りのいい生地巻きを採用。メーター盤面とパワーウインドースイッチパネルにはカーボンパターンをあしらいスポーティなイメージを高めた。
また、最上級グレードには特別なシートを設定。「ミラージュ」にはファブリックと合成皮革を組み合わせたコンビネーションシートを採用し、スポーティさを演出。「アトラージュ」には合成皮革を採用したモノトーン仕立てでエレガントなイメージとした。いずれもシートサイドにパイピングとステッチを施し上質さを演出する。
機能面では、7インチスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を採用。視認性を向上させた。また、Apple CarPlayにも対応する。
以上が、公表されたタイ仕様の製品概要である。
現行型のミラージュとアトラージュは、2019年9月末までにグローバルでの累計販売台数が、それぞれ約65万台、約28万台となる三菱自動車の世界戦略車。今後、刷新された最新三菱顔での展開がアナウンスされていることから、日本のミラージュもほどなく、ダイナミックシールド顔がお目見えするはずだ。
なお、今回デザインを一新した「ミラージュ」および「アトラージュ」は2019年11月28日(木)にタイで開催されるMotor Expo 2019に出品されるとのこと。
<文=編集部>
三菱自動車
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