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「記憶にございません!」 ふと気がついてショックな「クルマの小傷」はドコで付く?

 洗車でのキズやすれ違い時のうっかりは避けられることもある

 大切な愛車。ある日気がついて、アチャ~的なショックに見舞われることがある。心底がっくりだが、その代表格が小キズだ。ぶつけたり、派手にこすればすぐに気がつくし、諦めもつくというものだけど、知らない間にヒョロっとした線キズがあったりするのは、どうも収まりがつかないものである。

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 注意に注意を重ねていたにもかかわらず、なぜ小キズは付いてしまうのか? クルマというのは動いている以上、付くのは仕方ないと思っても、「そりゃそうだな、まぁいいか!」とはならないだけに、原因だけでも知っておきたいところだ。

 まず大前提として、塗装は樹脂なので柔らかいモノである。すごく簡単に言ってしまえばプラスチックなどと同じなので、キズは付きやすい。最近では逆に柔らかくして、小キズ程度なら元に戻るスクラッチシールドといった塗装があるので、そもそもそれを採用しているクルマを選ぶのもいいだろう。

 1)洗車でのキズ

 下手な洗車はしないほうが塗装の状態はいい、などと昔は言われていたが、さすがに汚れが付着したままだと、樹脂自体の劣化が進むので洗車は必要だ。

 とはいえ、洗車は小キズと隣り合わせの行為だ。洗車でのシャンプーがけ、すすいでからの拭き上げなど、塗装面をこする行為では確実に細かいキズは発生している。それじゃあ、やっぱり洗車はしないほうがいいのか!? と思うかもしれないが、こする際はスポンジに付いた汚れはバケツの中でマメにもんだりして、とにかく取り除く。ちなみに洗車用スポンジの目が荒いのは塗装面の汚れを内部に効率よく取り込み、キズを防止するためだ。

 また、拭き上げ時はこすらないで、人工セームなどの吸水力の高いものを使って、拭くというよりも吸い取るようにする。これだけでもキズの発生はかなり防げるはずで、洗車後のワックスがけ、拭き上げの際も、とにかくゴシゴシやらないようにする。

 2)すれ違い時などの寄せすぎ

 頑張って寄せたときに木の枝や葉っぱがボディに当たることがある。もちろんこれでもキズは付いてしまう。寄せる際は焦らず、ベストな場所を探してすれ違うようにしよう。

 服のタグや縫い目でも塗装にキズが付いてしまうことも

 3)服装にも注意

 硬い素材の服装やジーンズに付いているリベットなども原因のひとつだ。なにぶんにもモノが服装なので、知らない間にボディに当たりやすいし、駐車場で隣に止めた赤の他人にやられることもある。洗車のところに話は戻るが、拭き上げに古いTシャツを使うなら、タグや縫い目は取り除いて使うべし、とよく言われたが、その程度でもキズは付くということだ。

 4)走っていてもキズが付く!?

 石が飛んできて当たるならわかるが、じつは目には見えにくい細かな砂などでもキズは付いている。あるワックスメーカーの研究員に聞いたことがあるのだが、コーティングが剥がれる原因のひとつはこの走行時の砂などとのこと。「極端なことを言えば、サンドペーパーをかけているようなもの」という言葉が印象的だった。防止策はないが。

 このように、意識していれば防げるものもあるが、どうしようもないものもある。やはりクルマは走っている以上、小キズは付くものだし、そのクルマの年輪のようなものとして受け入れるしかない。人間だって、シワやたるみが出てくるが、それも人生の味ということで一概にダメものではないのと一緒だ。

 どうしても気になるなら、コーティング専門店のなかには磨きだけでも対応してくれるところはあるので、お願いするといいだろう。

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