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ロータスがEVの新時代を告げる初の電動ハイパーSUV「Lotus Eletre」を発表

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ロータスがEVの新時代を告げる初の電動ハイパーSUV「Lotus Eletre」を発表

エレクトリックSUV新時代の始まりを告げるLotus Eletre

ロータスは、初のオールエレクトリック ハイパーSUVである「Lotus Eletre(ロータス エレトレ)」を正式に発表した。

発売はいつ?レトロモダンと先進を詰め込んだ新型「フェアレディZ」の登場が待ちきれない!

オールエレクトリックのエレトレは、印象的で進歩したハイパーSUVとなる。70年以上のスポーツカーの設計とエンジニアリングからコアな原則とロータスのDNAを取り入れ、次世代のロータス顧客にとって望ましい新たなライフスタイルカーに進化した。

ロータスの得意分野である乗り心地とハンドリング、ステアリング、そしてエアロダイナミクスは、慎重かつ敬意を持って進化。 エレトレは、最新のロータススポーツカーであるエミーラの魂、そしてオールエレクトリック ハイパーカー エヴァイヤの革新的なエアロパフォーマンスを取り入れ、それらをハイパーSUVとして位置づける。 エレトレの登場は、エレクトリックSUVの新時代の始まりを示している。

これまでロータスのコードネームである「Type 132」としか知られていなかったエレトレは、今回の発表を通してロータスの名前とバッジを世界中に周知し、パフォーマンスカーの魅力を全ての人々に響かせることになる。

ロータスのパフォーマンスカーのポートフォリオに大胆な新次元をもたらし、初の5 ドアプロダクションカー、スポーツカーセグメント以外の初のモデル、初のライフスタイルEV、ロータス史上最もデジタルで「コネクトされた」モデルなど、ロータスにとって多くの初体験を提供。そして、ロータスの真の姿である、先駆的な技術、本物のスポーツ性能、目的のシンプルさを満載した美しい車であることに変わりはない。

このエレトレは4WDで、100kWhを超えるバッテリー容量と600hpのパワーを備えている。350kWの充電器を使えば、400kmの航続距離をわずか20分で完了。さらにWLTPで目標とする最大航続距離は約600km。また、22kWのAC充電も標準装備しており、利用可能な場合は、充電時間を短縮することができる。

テクノロジーには、SUV最先端のアクティブエアロダイナミクスパッケージと、世界初のLight Detection andRanging(LIDAR)センサーなどのインテリジェントな運転テクノロジーが含まれる。これはロータスが再構築し、同社に新しいアイコンが誕生したことを表す。

さらにエレトレは、中国の武漢に新しく建設された最先端の施設で製造された、ロータス初のプレミアムライフスタイルパフォーマンス電気自動車。この車両は「Born British, Raised Globally」という意味を持ち、1966年以来同社の本拠地であるへセルのチームによって企画開発され、中国、スウェーデン、ドイツのチームとの作業によりサポートされている。

全体的なエクステリアとインテリアは、英国ウォリックシャーにある、最近名前が変更されたロータステクノロジークリエイティブセンターに拠点を置く国際チームによってデザインされている。

そしてエレトレは、ロータス社のElectric Premium Architecture(EPA)に基づいて構築されている。地面に近い「スケートボード」デザインは、卓越したハンドリングを意味し、異なるバッテリーサイズ、モーター、コンポーネントレイアウト、インテリジェントな駆動技術に簡単に対応。エレトレの場合、これらにはend to end の自立走行技術が含まれ、必要に応じてアップデートが可能なように、将来性も考慮されている。

このプラットフォームは、ロータスのプレミアムライフスタイルパフォーマンス電気自動車の基盤となる。 エレトレが率いるこれからの車両は、新時代の幕開けとして、今後ロータスからより多くの車両を世界へデリバリーしていくことになる。

エレトレの詳細

エレトレはロータスの今後の新しいアイコンとなる。これは、Eで始まるロードカーの中で最も新しく、東ヨーロッパ言語ので「Coming to Life」を意味する。エレトレがロータスの歴史の中で初のアクセシブルEV、そして最初のSUVの新しいチャプターの始まりを示す、まさに的確なネーミング。

さらにエレトレの魅力は、ドライバーが車に乗り込む前に始まる。キーでのボタン操作、またはスマートフォンアプリを起動すると、車のエクステリアライトがテンポ良く光り、ドアを閉めた際も同様に、車内でこの体験が繰り返される。またフロントグリルのトライアングルパタルが開き、フラッシュドアハンドルが展開される。

エレトレは開発初期の段階において、ロータスのVision80主導の変革の中心にあり、従来のスポーツカーセグメント外でロータスがどのようにパフォーマンス指向のドライビングスリルと洗練を提供できるのかのショーケースであった。

「Born British Raised Globally」は単なるスローガンではない。それは、開発基準と次世代のロータスパフォーマンスカーの品質を設定する、やりがいのあるコラボレーションプロセスとなる。

そして、ロータスとしての基本を抑えるべく、ヘセルを拠点とする開発チームによってリードされてきた。チームは世界中の仲間と協力して、ロータスライフスタイル車両の次のレンジの戦略的方向性に加えて、エレトレのダイナミックディベロップメント、システム統合、空力最適化、および全体的なドライバー満足度を提供してきた。

コベントリーを拠点とするデザインチームは、EVの新しいデザインランゲージの開発を主導し、プロポーション、ボリューム、インテリアマテリアル、また今まで以上の最高のスタンスを設定した。

さらにグローバルなサポートは、中国の武漢に新しく立ち上げられたロータステクノロジー部門が行っている。この部門は、電気モーターとバッテリー技術をリードしてきた。また、最先端の製造施設にてエレトレを生産する。ドイツのラウンハイムにあるロータステクノロジーイノベーションセンターのチームは、スウェーデンのヨーテボリにあるエンジニアリングチームの専門家と共に、コンポーネントの統合、耐久性テスト、認証、公認を支援し、自動車の EV 管理システムに取り組んでいる。

大胆かつ劇的なエクステリアデザイン

エレトレは、ロータス・テック・クリエイティブセンターのベン・ペイン氏がメインとなりチームがデザインを担当している。キャブフォワードのスタンス、ロングホイールベース、フロントとリアのショートオーバーハングなど、大胆かつドラマチックなニューモデルを作り上げた。

また、短いボンネットは、ロータスの象徴であるミッドエンジンレイアウトのスタイリングを踏襲している。全体として、視覚的に軽快さがあり、SUVというよりも、むしろハイライディング・スポーツカーのような印象を与えている。

このデザインの特徴的な要素は、「ポロシティ」。つまり空気は、車を通り抜けるだけでなく、車の下、上、周囲にも流れるという空力学的な理論。ポロシティはエヴァイヤのデザインの中心であり、エミーラにも取り入れられており、エレトレにも明確なインスピレーションを与えている。

最も顕著なのは、車の前縁の下で空気が流され、ボンネット上部に組み込まれた2つの出口から排出される部分。また、フロントホイールアーチの前方や後方、リアホイールの後方、さらにはDピラーの上部にもポロシティがある。ドライバーにとっては、空気を切る抵抗が少なくなり、航続距離、速度、性能の向上など、より効率的な走行が可能になるというメリットがある。

またエレトレのフロントには、エミーラやエヴァイヤの系譜を受け継ぐ、非常にシャープで切れ味の良いリーディングエッジがある。また、その下には印象的で現代的なデザインが施され、明確な一線を画している。さらに、表面の重ね合わせ、空間の創出、最適化されたエアロダイナミクス性能にも、エヴァイヤからの印象が感じられる。

加えてリーディングエッジのすぐ上には、デイタイム ランニング ライトとスクロール式方向指示器が収められた、非常にスリムでテクニカル ライト クラスターがある。メインランプは、対向車に影響を与えることなく常時ハイビーム照射が可能なマトリクス方式を採用し、その下は凹型で部分的に隠れるように配置されている。

さらに、エレトレのアクティブフロントグリルは、三角形の花びらが連結したネットワークで、中央部分をコントロールしている。複雑なデザインで、静止時や走行中の空気抵抗を減らす必要があるときは、閉じたままになっている。また、電気モーター、バッテリーパック、フロントブレーキの冷却が必要なときには、独特のパターンで開いて空気をラジエーターに送り込むことができる。これは、このクルマの多孔性をさらに示すもので、空力的なメリットももたらす。

そして、エレトレのフロントエンドには、全体的に独特の流れがあり、運動性を感じさせる。フロントウィンドの上部には、今後展開可能なLIDARセンサーが備え付けられている。黒い部分はすべてカーボンファイバーで仕上げられ、ボディパネルはアルミニウム製となる。さらにボンネットの先端は、フロントウイング、ホイールアーチ、そして車体の長さへと続き、特徴的なラインとなっている。その上には張りのある筋肉質なライン、下にはエアロダイナミック・エレメントが支配的な特徴として表れている。

車体全体には、筋肉質なハンチがボディーサイドを形成している。フロントホイールのすぐ後ろにあるエアアウトレットは、2つのドアの彫刻的な形状を特徴づけており、それぞれのドアにはフラッシュハンドルが装備されている。充電ポートの電動開閉式カバーもフロントウイングにあり、エレトレのための世界初の技術であるLIDARセンサーがフロントウイング両側に内蔵してある。

サイドから見ると、ウィンドスクリーンのアグレッシブな傾斜がよくわかる。比較的狭いガラスエリアとその上のブラックカントレールは、リアで劇的に細くなっている。その先には、エレトレのワードマークが刻まれたユニークなフローティングDピラーがあり、ドラッグを低減する革新的な「エアブレード」を備えている。これはエミーラのフロントバンパーから直接受け継いだエアロダイナミクス性能の向上策で、ここでもポロシティを活用している。

また各ドアミラーの代わりに電動リバースミラーディスプレイ(ERMD)を採用し、バックミラー用カメラ、駐車を支援する360度上方カメラ、そしてインテリジェントドライビングテクノロジーの一部である3つのカメラを搭載。そしてLIDARシステムと連動し、自律走行機能を実現する。

さらに、このクルマには、空気の流れを良くするためにカーボンファイバーが挿入された23インチのマシンカット分割仕上げ5スポークアロイと、セラミックコンポジット 10ピストンキャリパーブレーキが装着されている。

リアに目を移すと、フルワイドリボンライトがボディーサイドの特徴的なラインと繋がっている。ロータス ワードマークのすぐ上にあり、走行中は赤色に点灯し、両端にはスクロール式の方向指示器があり、ホイールアーチからのエアアウトレットに向かって緩やかにカーブしている。このライトは4色を表示することができ、車のロック解除やバッテリーの充電状態を表示する役割を果たす。

リアは、一方だけで固定されているカーボンファイバー製 「フローティング」スプリットルーフスポイラーが特徴的で、レーシングカーのウィングレットを連想させるモータースポーツにインスパイアされたデザインとなっている。中央部を無くすことで軽量化を図り、LIDARセンサーをガラス上部に配置するというロータスらしい発想。優れたエアロダイナミクスを実現するために最適化されたスポイラーは、ガラスを流れる気流をアクティブテールゲートスポイラーに導き、高速走行時には自動的に展開される。アクティブテールゲートスポイラーは、選択したドライビングモードの3 つの角度に展開される。

新たなロータスのプレミアムなインテリアデザイン

エレトレは、ロータスのインテリアを前例のない新しいレベルに引き上げる。パフォーマンス指向のテクニカルなデザインは視覚的に軽量で、超プレミアム素材を使用して卓越した体験を提供。従来の5シートのレイアウトと4つの独立シートレイアウトも選択可能。固定式パノラマガラスサンルーフ上には、室内に明るさと広々とした雰囲気を与える。

そして、サステナビリティはデザインチームにとって中核であり、主要サプライヤーであるKvadrat社と材料の選択に取り組んできた。インテリアは、手に触れる主要な箇所には、プレミアム感と耐久性の高い人工マイクロファイバーを使用し、シートには高度なウール混紡生地を使用している。それにより従来の革に比べ50%も軽量化が可能となった。

硬い部分の素材はカーボンファイバーだが、ロータスは自動車デザインでよく見られる従来の「織り」を使用するのではなく、「織りの端」からトリミングされた繊維をリサイクル。これらは新しいマットに再構築され、樹脂で圧縮され、高級大理石のような仕上がりになっている。




ドライバー重視のコックピットとハイセンターコンソールは、ロータスエミーラとエヴァイヤにインスパイアされており、落ち着いた雰囲気を醸し出している。三角形をテーマとして強調された素材とテクスチャーのレイヤーはプレミアムなフィーリングを与え、外装ではアクティブフロントグリル、室内周りにも複数の場所で採用されている。

そして、ロータスのライトウエイト哲学「必要のないものは取り除く」はインストルメントパネルに明確に示されている。 リアスポイラーのデザインを反映し、フローティングウィング(ダッシュボード上部)の中央部を取り外した。

またエレトレの室内には実用的な収納スペースが豊富にある。センターコンソールには、携帯電話用のワイヤレス充電を備えたストレージトレイと、未使用時には穴部分がぴったりカバーされる違うサイズのカップホルダーが装備される。収納スペースを備え美しく形造されたドアデザインには、1Lボトルを収納できる。

後部座席もスマートなデザインは続き、シートの中央スペースには、膝の高さまである引き出しと、2つのカップホルダー後方には分割式のアームレストがある。カップホルダーの先には角度調整可能なインフォテイメント用の9インチタッチスクリーンがあり、その下にワイヤレス充電トレイがある。

世界最高水準のデジタルエクスペリエンス

エレトレのインフォテインメント体験は、インテリジェントテクノロジーの先駆的かつ革新的な使用により、自動車業界に新しい基準を打ち立てる。それはシームレスなコネクトエクスペリエンスである。これらは、ユーザーインターフェイス(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の分野で豊富な経験を持つウォリックシャーのデザインチームと中国のロータスチームのコラボレーション。

インストルメントパネル上部にはフラットなライトが室内を横切って走り、ライトは窪みに収納される。窪みはドア部分に向かうにあたり広がっており、その間にエアコンの吹き出し口がある。浮かんでいるように見えるが、ライトは装飾的なものではなく、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)の一部を形成している。たとえば、電話がかかってきた場合、車内の温度が変更された場合、または車両のバッテリー充電状態を反映した場合など、その情報によって色が変わる。

さらにドライバー前方に設置されているインストルメントクラスター(メーター類)は、高さ30mm未満のスリムサイズに縮小され、主要車両情報とトリップ情報を伝える。助手席側も同様となり、ドライバー側とは違う音楽選択や近くの名所など、さまざまな情報を表示できる。

その間には、最新のOLEDタッチスクリーンテクノロジーを採用した、車の高度なインフォテインメントシステムへのアクセスを提供する15.1インチのランドスケープインターフェイスが設置。不要な場合は自動的にフラットに折りたたむこともできる。また、拡張現実(AR)技術を搭載したヘッドアップディスプレイを介してドライバーに情報を表示することもできる。

なお、エレトレの各機能はデジタルでコントロールが可能だが、一部のキーコントロールはアナログスイッチでもコントロール可能。さらに、高度な音声認識技術によるボイスコントロールも可能となっている。

コンパクトなサイズでプレミアムフィールのステアリングホイールは、コンフォート、パフォーマンス、使いやすさを提供。見た目も軽量感があり、アダプティブクルーズコントロールおよびインフォテインメントシステム用のスイッチ類を備える。さらにステアリングホイールと運転席の両方が動くことにより、乗降性スペースが向上し、ドアが閉じられると自動的に設定位置に戻る。

標準オーディオシステムは、有名な英国のブランドKEF製。KEFプレミアムと呼ばれる、Uni-Qとサラウンドサウンドテクノロジーを備えた800ワットの15スピーカーとなる。Uni-Qはツイーターとミッドレンジそれぞれ別ユニットの設置を不要にし、音響的に理想化された単一ユニットに両方を組み合わせた独自の構成となる。

Uni-Q は、1つのポイントのみから中高域のサウンドスペクトル全体をカバーし、より一貫性のある超リアルなサウンド体験を提供する。

また、Uni-Qおよび3Dサラウンドサウンドテクノロジーを備えた1500ワット23スピーカーのKEFリファレンスにアップグレードも可能。KEFリファレンスも、スピーカーとサブウーファーの設計に対する先駆的な新しいアプローチであるUni-Coreを備えている。

これは同心円状に配置されたオーバーラップするボイスコイルを備えた2つのデュアルフォースキャンセルドライバーを使用し、ひとつのモーターにより駆動する。これにより、サブウーファーやスピーカーの音量を大幅に下げながら、高レベルのパフォーマンスを実現。KEFプレミアムとKEFリファレンス両方とも、ドアに備え付けられたスピーカーが特徴的で、機能性と美しいデザインを備えている。

そして、エレトレのUI/UXの中核となるのは、ロータスのシンプルさとなり、3つの柱により構成されます。1つ目は「ライトウエイト」で、システムコンポーネントとエクスペリエンスの両方に付けられた名前です。たとえば、メイン画面を3回タッチするだけで、ユーザーは車の機能の95%にアクセスできる。

2つ目の柱である「インテリジェンス」は、システムの多用途を意味し、設定メニューを通じてフルにカスタマイズできる。最後の柱は「イマーシブ」となり、入念に作成および厳選されたコンテンツと、乗員をエキサイトし魅了するインタラクションがある。これには、画面上の3次元の世界が含まれ、エレトレをヒーローとして紹介し、ゲームやモバイルテクノロジーの世界からのユーザーエクスペリエンスを提供する。

さらにエレトレには、インフォテインメント以上のテクノロジーが使用されており、最新の先進運転支援システム(ADAS)もそのひとつとなる。これらは、将来を見据えて設計されているため、OTAアップデートを介して新しい機能を有効にできる。いくつかのシステムは、車に展開可能なLIDARテクノロジーを利用している。車の素晴らしいデザインを生かすため、センサーは不要な場合は隠されており、必要に応じてのみフロントガラスの上部、リアガラスの上部、および前輪のアーチから出現する。

このLIDARシステムとは、エレトレはend-to-endの自動運転技術をサポートし、ハードウェアはすでに統合されているため、将来の開発が可能になることを意味する。 end-to-endの自律性とは、顧客がスマートフォンアプリを使用して、エレトレに近くの駐車スペースから自律的に運転するように要求し、移動が完了したら自律的に再駐車できることを意味する。規制で許可されている場合は、Over The Air(OTA)ソフトウェアアップデートを介してさらに機能を追加することができる。

また、エレトレには、インテリジェントアダプティブクルーズコントロール(ACC)、衝突軽減サポートフロント(CMSF)、交通標識情報(TSI)、ドアオープン警告(DOW)、リアクロストラフィックアラート(RCTA)、フロントクロストラフィックアラート(FCTA)、レーンチェンジアシスト(LCA)、幼児置き去り検地システム(CPD)、レーンデパーチャーワーニング/プリベンション付きレーンキープエイド(LKA+)、パーキングエマージェンシーブレーキ(PEB)、衝突軽減サポートリア(CMSR)、エマージェンシーレスキューコール(E -電話)がオプションで選択可能。後部座席外側には、i-Size チャイルドシートアンカーポイントがある。

加えて、エレトレは、5G互換性を含む最新の接続テクノロジーを備えている。これにより、スマートフォンアプリを介し車への継続的な接続、OTAソフトウェアの更新、およびソフトウェアの新機能が利用可能になったときに顧客が購入できるようになる。さらにエレトレのオーナー向けのスマートフォンアプリには、運転ログ、車両と充電のステータス、リモート機能、位置情報サービス、およびその他の多くの機能へのアクセスが含まれる。

優れた性能を発揮する新型EV専用プラットフォーム

エレトレは、高電圧配電システムが統合された、まったく新しい800VのEVアーキテクチャに基づいて生産されている。このアーキテクチャは、最適な構造剛性のためにアルミニウムと高張力鋼を使用。

フラットな「スケートボードスタイル」のバッテリーパックと電気モーターは地面に近く、低重心を実現し、優れたダイナミックパフォーマンスというロータスのコアコミットメントを実現。

バッテリーパックの高エネルギー密度は、パフォーマンスと走行距離の可能な限り最高のバランスを提供。2つの電気モーターがあり、1つは前輪を駆動し、もう1つは後輪を駆動する。スリーインワンの電気駆動システムは、各モーターをコントローラーと減速機と統合し、ユニットをより小さく、より軽くする効率的な設計となっている。

さらにエレトレには、並外れたダイナミクス、卓越した快適性、真のロータスパフォーマンスが備わっている。車のリアには、乗り心地とハンドリングを最適化するための5リンクサスペンションがあり、標準装備にはエアサスペンションとコンティニュアスダンピングコントロール(CDC)が含まれている。

アクティブライドハイト、アクティブリアアクスルステアリング、アクティブアンチロールバー、ブレーキによるトルクベクタリングがオプションで装備可能。そして、ステアリング、ダンパー設定、パワートレイン、アクセルペダルのレスポンスを調整する4つのドライブモードが備わる。モードはレンジ、ツアー、スポーツ、オフロード、インディビジュアルとなり、すべてのバージョンの車に標準装備されている。


【エレトレ主要諸元】


※目標値

■パワーとパフォーマンス
パワー:600hp/608.3ps以上
バッテリー:100+kWh
最高速度:260km/h / 161mp/h
0-100km/h加速:3.0秒以下
航続距離(WLTP):600km

■車両寸法
全長:5,103mm
全幅(電動リアミラーディスプレイ車):2,135mm
全幅(ドアミラー車):2,231mm
車高:1,630mm
ホイールベース:3,019mm

関連情報:https://www.lotuscars.com/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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