【MotoGP】新人アルデゲル、スプリントでのオリベイラとの接触転倒で初ペナルティ受ける

MotoGP第2戦アルゼンチンGPでフェルミン・アルデゲル（グレシーニ）は他車との接触を起こしたことで、決勝のロングラップペナルティが決まった。

今シーズンの新人のひとりであるアルデゲル。アルゼンチンGPのスプリントレース4周目、彼はにミゲル・オリベイラ（プラマック）を追い抜こうしたときに、接触。ふたりとも転倒してしまった。

その後オリベイラは鎖骨の骨折が疑われ、サーキットから病院へ搬送されていたが、幸い骨折は無かったことが確認された。日曜日には再びチェックを受ける予定となっている。

そして転倒の原因となったアルデゲルに対しては、決勝レースでのロングラップペナルティが科されることになった。

アルデゲルは当時の状況について、次のように説明しオリベイラに謝罪した。

「ポジションを取り戻そうとして、できるだけ早く（オリベイラを）追い抜こうとしたんだ」

「そして彼と接触してしまった。ミゲルとプラマックには謝罪したい。彼と接触するつもりはなかったんだ」

なおアルゼンチンGP2日目の予選Q1でアプリリアのロレンソ・サヴァドーリが転倒しており、彼はその影響でスプリントを途中リタイアしている。

アプリリアの説明は、以下の通り。なおサヴァドーリも決勝日朝にメディカルチェックを受ける予定だ。

「Q1においてロレンソ・サヴァドーリはバイクのコントロールをコーナー出口で失い、左肩に怪我（捻挫）を負ってしまった。亜脱臼となってしまっていたが、これは自然に治った」

「メディカルセンターでの診断の結果、骨に影響は見つからなかった。鎮痛剤の投与を受けていたが、残念だが捻挫に関連する状態によって、スプリントは完走できず6周を残してリタイアしなくてはならなかった」