鈴鹿サーキットで12月6日にスタートしたスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテスト。中でも注目されているのが、今シーズンFIA F2でタイトルを争った岩佐歩夢とテオ・プルシェールの参加だ。
レッドブルジュニアの岩佐は既に、TEAM MUGENからの来季SF参戦が発表済。ITOCHU ENEX TEAM IMPULからテストに参加するプルシェールは、正式発表はまだであるものの、同チームからの来季参戦が濃厚だと言われている。
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どちらもF1昇格に向けて、スーパーフォーミュラでも実力を示したい立場。岩佐にとっては、昨年同じくTEAM MUGENから参戦してタイトルを争ったリアム・ローソンというベンチマークがいるし、来季はF2で敗れたプルシェールとも“再戦”の可能性がある。これについて岩佐は次のように語った。
「もちろん僕の目標はF1ドライバーになって、ワールドチャンピオンになることです。だからこそ、この選手権でチャンピオンにならないといけません」
「もしリアムより良い結果を残せればそれは良いことですが、彼のおかげでプレッシャーを感じるということはありません。やるべきことは分かっていますし、このオフシーズンは来シーズンに向けての準備ということで重要なものになります」
「(プルシェールと共に戦う可能性が高いことは)正直予想していませんでした。僕としては、今年彼に負けているので、来年は彼を倒す再チャンスになりそうですね!」
「でも簡単ではないと思います。もちろんチームメイト(野尻智紀)も超ハイレベルですし、ライバルは多いので(プルシェールのことは)あまり考えすぎないようにして、自分の仕事に集中します」
そんな岩佐は、午前のセッションでは5番手、午後では7番手と、共にルーキー勢では最上位につけた。ホンダ・サンクスデーで一足先にSF23をドライブしたとはいえ、マシンのポテンシャルを感じられるほどプッシュしていなかったため、今回が正真正銘の本番だったと語る岩佐。アブダビではF1マシンも初ドライブしたが、SF車両のイメージについては次のように語った。
「ほぼイメージ通りで、まさしくF1とF2の中間という感じです。コーナーでプッシュすれば、F1と(コーナリングスピードが)近くなりますし、走らせ方という意味でも近いです。ただ低速域では、F2とかなり近いですね」
「だからF2のような感覚もあれば、F1のような感覚もあります。それは他のドライバーから聞いていたものと似ていますね」
一方のプルシェールは、タイムシート的には下位のタイムにとどまった。彼はセッションを振り返り、次のように語った。
「多くのことを学んだし、多くの周回をこなしたし、大きなミスもなかったので満足している」
「タイムを見ると確かに少し(ライバルと)離れているけれど、他のチームが何をしているかは分からない。僕たちは来年に向けて準備している。パフォーマンスにとって重要なダンパーも新しくなるし、燃料の搭載量も違うから、自分たちのこと、自分たちの仕事に集中するしかない」
「もちろん、僕たちはとても速いわけではないと思うけど、いずれそこ(上位)に届くと思う。まだ改善するところがたくさんあるし、マシンからはもう少し引き出せるはずだ」
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