ニック・キャシディが、ノリスリンクで今週末に行なわれるDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の最終戦に出場。これまでアレクサンダー・アルボンがドライブしていたAFコルセの”アルファタウリ・カラー”フェラーリを走らせることになった。
当初からキャシディとアルボンは、このAFコルせのマシンをシーズンを通じてシェアする予定だった。アルボンがレッドブルF1のリザーブ兼シミュレータドライバーとしての業務とDTMのレースが被った場合には、いつでもキャシディが代役を務められるようになっていた。
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しかしニュルブルクリンクでDTM初勝利を挙げたことで、チャンピオン争いに加わったため、レッドブルはアルボンに対して、DTMへの参戦を継続することを許可。F1に帯同することなく、DTMのレースへの参戦を続けた。その結果として、キャシディがDTMに参戦することはなかった。
ただその後アルボンは、タイトル争いから脱落。今週末のトルコGPではレッドブルのF1チームに帯同することになったため、代わってキャシディがDTMマシンを走らせることになった。
キャシディは鈴鹿10HなどでフェラーリのGT3マシンのドライブを経験済み。さらに今年の5月には、ラウジッツリンクでAFコルセのマシンをテストしている。
「チームに参加できることを、本当にワクワクしている」
キャシディはそう語った。
「今シーズンのリアム(ローソン/DTMで同じAFコルセのマシンを走らせるチームメイト。現在チャンピオンシップリーダー)やアレックスに続くことができるのは、素晴らしいことだ。彼らはこれまで、素晴らしい仕事をしてきた。ノリスリンクのレースを楽しみにしている」
「このサーキットは本当に大好きだ。かつて、F3でレースをしたことがある。僕はDTMではルーキーのように感じるけど、それはエキサイティングなことであり、チームが今シーズンのチームタイトルを獲得するのに貢献できることを願っていうる」
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコも、次のように語った。
「シーズンの初めには、レッドブル・アルファタウリ・AFコルせのマシンのドライブは、アレックスとニックによって分担されるのが現実的だった。これは(F1とDTM)両方のレースカレンダーの変更が、ドライバーのラインアップにどう影響するのかを予測できなかったからだ」
「イスタンブール(F1)とノリスリンク(DTM)両方の開催日程がシーズン中に変更されたことで、DTMのシーズン最終戦にアレックスを起用することに矛盾が生じたのは残念だ」
「今シーズン、アレックスがDTMで示したコミットメントを考えれば、簡単な決断ではなかった。だがイスタンブールでは、彼の役割が必要になる」
「ニックが、フェラーリのマシンでレースをするチャンスを待ち望んでいたのは分かっている。しかし彼にとってさらに重要なのは、レッドブル・アルファタウリ・AFコルサ、そしてリアムが今週末のノリスリンクでチャンピオンを獲得するのを、サポートすることにある」
なお、キャシディがDTMのレースに参戦するのは、これが初めてではない。2019年には、DTMとスーパーGTの交流として、スーパーGTマシンがホッケンハイムで開催されたDTMの最終戦にエントリー。このレースでキャシディは、レクサスLC500を走らせた。またその後富士スピードウェイで行なわれた『スーパーGT×DTM特別交流戦』にも参戦し、レース1の予選ではポールポジションを獲得すると共に、そのままトップでチェッカーを受けている。
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