現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型ベントレー フライングスパーが栄誉あるアワードを獲得! W12を積んだ現代最新のGTは「夢のクルマ」に輝く

ここから本文です

新型ベントレー フライングスパーが栄誉あるアワードを獲得! W12を積んだ現代最新のGTは「夢のクルマ」に輝く

掲載 更新
新型ベントレー フライングスパーが栄誉あるアワードを獲得! W12を積んだ現代最新のGTは「夢のクルマ」に輝く

Bentley Flying Spur

ベントレー フライングスパー

新型マセラティ ギブリ、ハイブリッドになって登場! 次世代マセラティへの架け橋を渡辺慎太郎が考察

名門自動車メディアが選んだ「夢のマシン」

ベントレー フライングスパーのW12気筒搭載モデルが、米自動車専門メディア『MotorWeek』が選ぶ2021年のドライバーズチョイスアワードで、「最高の夢のマシン」賞に輝いた。『MotorWeek』のホスト、ジョン・デイヴィスは受賞理由について次のようにコメントしている。

「ベントレー フライングスパーは、我々が夢見るラグジュアリーなクルマを完璧に体現する1台であり、そのパフォーマンスは期待を遙かに上回ります。60mph(約97km/h)まで4秒かからず悠然と加速する一方で、キャビンでは繊細に手仕上げされた素晴らしい空間が乗員全体を包み込むのです」

ベントレーのアメリカ法人でCEOを務めるクリストフ・ジョージも語る。

「2005年に誕生した(現代の)フライングスパーは、リムジンの高級感とスポーツカーのパフォーマンスという2つの言葉を融合し、そのレベルを高みへと押し上げてきました。そしてついに、夢のマシンとなり得たのです。『MotorWeek』がフライングスパーを業界のリーダーとして認識してくださり、我々チーム全員、光栄の至りでございます」

先進デバイスを満載した新世代のグランドツアラー

2019年にフルモデルチェンジした3代目フライングスパーは、完全新設計のアルミ複合材によるシャシーを採用。48Vシステムをはじめ、初の後輪操舵、走行状況に応じて前後の駆動力配分を可変制御するアクティブ4WD、電動アクティブスタビライザーを用いたアンチロールシステム「ベントレーダイナミックライド」、ダンパーの減衰力を絶えず制御する連続ダンピングコントロール(CDC)、トルクベクタリングなど、アジリティを最大限に高める先進制御機構を満載して登場した。

新型フライングスパーは、ポルシェ主導で開発された次世代RWD系プラットフォーム・MSBをベースにしている。フロントミッドシップに近いエンジンレイアウトとすることで、前後重量配分を最適化(前後配分55:45)するとともに、フロントオーバーハングを短縮し、洗練されたスタイリングも得ている。

2トン超えのボディを悠然と運ぶW12

心臓部には、635ps/900Nmを湧出する6.0リッターW12気筒ツインターボ TSIユニットを収める。その大トルクを8速DCTで受け止め、全長5.3m、重量2.4トン超のボディを脱兎のごときスピードで運ぶ。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は333km/hに達している。

これまで同様駆動方式は4WDとなるが、前後駆動力配分が40:60固定のフルタイム4WDだったものを、新型ではアクティブ型に変更。通常はRWD走行で、路面状況の変化やスリップ検知などによりフロントへトルクを伝達する方式となった。これにより、アンダーステア傾向が解消され、回頭性の良いコーナリングを可能にしたという。

“フライングB”も完全新開発

内外装には、伝統とモダンをバランスよくミックスさせている。光沢仕上げのグリルの中に縦型のフィンが垂直に走るフロントマスクは、1957年に登場した「S1 コンチネンタル フライングスパー」に着想を得たもの。ノーズの頂点には、完全に新開発されたフライングBマスコットが鎮座。ドライバーが近づくと自動でせり上がる機能も搭載した。

インテリアにも、フルデジタル式のメータークラスターや、大型ディスプレイ/3連メーター/ウッドパネルの三面のいずれかを回転させて選択できるローテイティングディスプレイなど、最新の機構を盛り込む。

英国的職人世界が広がるキャビン

その一方で、鏡のように磨き上げられたエアコンの吹き出し口“ブルズアイ”や、ジュエリーのように繊細な彫りが施されたブライトウェア(光沢仕上げパーツ)、傷ひとつ見当たらないミルクのように滑らかなレザー、複雑な模様を浮かべるウッドパネルなど、キャビンの隅から隅までを伝統的なものづくりが埋め尽くす。まるで職人の息遣いが聞こえてくるような空間は、ベントレーの伝統そのものだ。

今回受賞したのはお馴染みのW12気筒モデルだが、2020年秋には先進のV8ユニット搭載モデルも追加している。4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力550psを発揮。ツインスクロールターボのアシストを得て、2000rpmに達する直前に770Nmという強大なトルクを発生。また、燃費性能を最大限に引き出すため、低負荷時、トルクが235Nm未満で回転数が3000rpm未満の場合、8気筒のうち4気筒が休止する。気筒休止は約20ミリ秒という短時間で行われるため、乗員が気づくことはない。

大陸間をどこまでも走って行きたくなる走行性能と、コニサー(目利き)を喜ばせる上質なキャビン。グランドツアラーに求められる2大要素を現代最新のテクノロジーと伝統的な職人技術を用いて、より高次元へと押しあげたのが新型フライングスパーといえる。

【SPECIFICATIONS】

ベントレー フライングスパー

ボディサイズ:全長5325 全幅1990 全高1490mm

ホイールベース:3195mm

車両重量:2540kg

エンジン:W型12気筒DOHCツインターボ

総排気量:5950cc

最高出力:467kW(635ps)/6000rpm

最大トルク:900Nm(91.8kgm)/1350-4500rpm

トランスミッション:8速DCT

駆動方式:AWD

サスペンション形式:前ダブルウイッシュボーン 後マルチリンク

ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク

タイヤサイズ:前265/40ZR21 後305/35ZR21

0-100km/h加速:3.8秒

最高速度:333km/h

車両本体価格:2720万3000円

【問い合わせ】

ベントレーコール

TEL 0120-97-7797

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
レスポンス
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
LE VOLANT CARSMEET WEB
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
バイクのニュース
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
AUTOSPORT web
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2546.53979.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

437.03190.0万円

中古車を検索
フライングスパーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2546.53979.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

437.03190.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村