■ホンダ新型「ステップワゴンAIR」ってナニ?
2021年12月上旬、トヨタは新型「ノア」と新型「ヴォクシー」、ホンダは新型「ステップワゴン」のディザーサイトを相次いで公開しました。
それぞれ、SNSなどで話題となっていますが、なかでもステップワゴンの新たなグレードと見られる「エア(AIR)」という謎の仕様に関心を持つユーザーも見受けられます。
【画像】7年ぶり刷新! ホンダが先行公開した新型「ステップワゴン」を見る (18枚)
ミニバン市場は、長年にわたり日本の新車市場でもシェアの高いジャンルです。
なかでも新型ノアや新型ヴォクシー、新型ステップワゴンはミドルサイズミニバンを代表するモデルです。
そうしたなかで、2021年12月8日にトヨタは新型ノアや新型ヴォクシーのヘッドライトとフロントデザインの一部を公開し、「2022年1月デビュー」を明らかにしました。
対して、ホンダは同月10日に新型ステップワゴンのヘッドライト、サイドシルエット、インテリアを公開。
さらに具体件には、「パワートレイン(ガソリン車/ハイブリッド車)」、グレード「エア(AIR)/スパーダ(SPADA)」をラインナップすることを明かしています。
先代ステップワゴンでは、標準仕様(G/G・EX)とカスタム仕様のスパーダ、さらに派生車としてモデューロXが設定されていました。
そのため、新たに設定されるエアは名称だけが明らかになった状態ですが、エアとはどのようなグレードになるのでしょうか。
現時点では、エアがどのような仕様になるのかは不明ですが、ここでは過去にエアという名称が付いた商品などを元に予想していきます。
まず、エア(AIR)の意味として、空気や大気といったものや、最近では架空の存在を表す「エア〇〇」として用いられることがあります。
またこれまでクルマに限らず販売されたブランドや商品としては以下のものが挙げられます。
・ジュース:ナイキ「エアマック(Air Max)」
ソール部分に空気を注入することで衝撃を吸収するジュース。
・寝具:西川「エアー(AIR)」
身体にかかる圧力を分散させる構造を用いた寝具。
・マッサージ商品ブランド:ドクターエアー
人の心と体を軽くする3Dマッサージ商品。
などが見受けられるほか「AIR(輸入菓子)」や、かつてネスレが販売していた「Aero」などチョコ内部に空気を入れた個性ある商品が展開されていました。
仮にこれらの要素を新型ステップワゴンに当てはめるとすれば、シートなどの素材に何かしらの空気関連の機能が搭載されていると予想出来ます。
一方でホンダはこれまでライフスタイルをテーマにしたグレード名称を付ける事例もあります。
2020年2月に4代目へとフルモデルチェンジしま「フィット」では、これまでのグレード展開とは異なる5つのタイプ「ベーシック」「ホーム」「ネス」「クロスター」「リュクス」を設定。
例えばネスとは「毎日の通勤時間を、気持ちのよいスタートに変える。健康的で快活なフィットネスライフをあなたに。」という意味が込められています。
また、最上級のリュクスでは「二人でゆったりとドライブしたくなるような、優雅で心地よい時間と充実感のあるリュクスライフを。」という意味があるといいます。
そのため、新型ステップワゴンのエアでは「空気のように自然体で乗れる」といつテーマを持った仕様として登場する可能性もあり得ます。
※ ※ ※
果たして、新型ステップワゴンのエアにはどのような意味が込められているのでしょうか。
ホンダは、2022年1月7日に新型ステップワゴンのジャパンプレミアをおこなうとしており、そのタイミングでエアの正体が明らかになるかもしれません。
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みんなのコメント
トヨタも同時期に色々出すからね〜
トヨタの営業のディスりかな?
………と思いましたが、ボンネットのスラントが小さくなったり(車両感覚が掴みやすそう)、スライドドアが大きく見えたり(2列目ゆったりしてそう)、と、オデッセイやジェイド、ステップワゴンの市場を一台でカバーするにはシンプルにワゴンぽくて良いデザインに感じます。