ピニンファリーナが手掛けるデザイン
ベトナムの自動車メーカーであるビンファストと、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナは、バルセロナで開催されたICT関連見本市モバイル・ワールド・コングレスにおいて、2台の新型電動SUVのデザインの詳細を発表した。
【画像】ベトナムの新興EVメーカー、ビンファスト【他の新興メーカーと写真で比較】 全75枚
この2台は、2022年後半に欧州(まずはドイツ、フランス、オランダ)で発売されることが決定しており、価格は約3万6000ポンド(約550万円)から。今年4月に予約を開始する予定だが、右ハンドル仕様の英国発売は当面計画されていないようだ。
今回公開されたVF 8およびVF 9は、航続距離を向上するため、「空気力学を最適化するためのモダンなデザイン」を採用しているとのこと。
ビンファストによると、VF 8とVF 9のデザインはスポーツカーからインスピレーションを得ており、ピニンファリーナと協力することで、すべての顧客にとって「より効率的、魅力的で親しみやすい」ものになるという。
インテリアには、15.6インチのタッチスクリーンが搭載されている。物理的なボタン類は最小限に抑えられているが、フルカラーのヘッドアップディスプレイが備わり、車両に関する重要な情報を確認することができる。
また、エコレザーシートを採用するなど、環境に配慮した素材を使用する予定。ビンファストは、バッテリーをリサイクルすることで、水の浪費と化学物質の排出を減らすことができるとしている。
航続距離は500km以上 安全性も重視
この2台は、昨年のロサンゼルス・モーターショーで初めて一般公開された。ビンファストによると、VF 8の最大航続距離は504kmで、最高出力は408ps、最大トルク63kg-mを発揮するといいう。
6人乗りまたは7人乗りのVF 9には、同じデュアルモーターが搭載される見込み。同社は、両モデルとも欧州NCAPの安全性評価で5つ星を獲得することを目標としている。
ビンファストのエマニュエル・ブレ副CEOは、次のように述べている。
「ピニンファリーナのデザインの精巧さと創造性が、ビンファストのEVの魅力を生み出し、努力を実現する手助けとなりました。ビンファストは、よりスマートで持続可能なモビリティ・ソリューションをすべての人に提供するという目標に向けて、急速に前進していきます」
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