アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.37 ポルシェセンター目黒編 Part1

今週は、最近お付き合いが始まったポルシェセンター目黒へ、フォローアップにお邪魔しました。

実はこちらの法人、都内に6ヶ所のポルシェセンターと、他にも複数のブランド店舗を運営する、大きなディーラーグループです。中でもこの目黒は、歴史も古く立地も抜群なため、販売もサービスも飛び込みのお客様も多いとのこと。羨ましい限りですね。

先ずは、アフターセールスで重要な部門となる、パーツ担当課長『黒岩さん』に、耳よりなお話しを入手。『実は準備が終わったところですが、夏前からの仕込みで、ウィンタータイヤキャンペーンを展開します。受注を受けてからドイツへ発注し、冬までにはお届けするスケジュールです。タイヤとホイールをセットにしていますが、空気圧センサーだけでも1つ3万円ほどしますから、セットにすると大変お得ですね。』

ウェブでの案内がメインですから、ご連絡の際は、『Auto Bild Japanを見た』とお伝えください。読者のPorscheオーナーから、お問合せや発注をお待ちしています！アフターセールスとパーツ・アクセサリー山手通りからショールームに入って右手、サービスコンサルタントのデスクが並んでいますから、こちらで整備内容や気になることなど聞き取りするのがプロセス。ポルシェセンター目黒店には、ご覧の様に女性のサービスアシスタントもいらっしゃるので、最近は販売の大半を占めるSUV系に乗る女性ドライバーにとっても、心強い味方でしょう。そして依頼する際には、「コンディションを動画で見せて欲しい」とお伝えくださいね。

サービスコンサルタントのデスク周りと女性アシスタントところで皆さん、トランスフォーマーと言う映画はご存じですか？この日のビックリ仰天は、『トランスフォーマーとのコラボ商品があるんですよ、これです。』、と見せていただいたのがこちら、俗にいう964時代の911。このポルシェがロボットにトランスフォームするアレですが、今回その映画で主役になったのがこのシルバーの911Turbo。そして映画「トランスフォーマー」のコラボ商品がこのミニカー2種とTシャツなど。映画のファンが購入する例も多いらしいけど、オジさん世代には、ガンダム系っぽいお話し。映画とクルマのコラボは数あるものの、空冷時代の車種を使うなんて、映画制作側の担当も、かなりお好きなんでしょうねえ。

「トランスフォーマー」のコラボミニカーとTシャツ。ミニカーの台座とケースにロゴが入ってます。コレクターズアイテムですね。空冷時代の911も実は20年近く前、86年式3.2カレラを所有していた時、ワタシもこちらにお世話になりました。エンジン制御リレーに不具合が出てエンジンが掛からなくなり、保険会社手配のレッカーで運んでもらいました。事前連絡した時、ご担当に快く受け付けていただいたのをよく覚えています。パーツ入荷に時間は掛かりましたが、早めに原因を見つけて修理いただいたのはさすが正規ディーラー。お値段も普通だったことを思い出します。専門ショップで整備する方も多いだろうけど、診断機を持っていない場合もあるらしいので、きちんと診てもらえる正規ディーラーは頼もしい限りですね。

この日も、80年代後期と思われる、極上コンディションの3.2カレラが入庫中。しかもナンバーは33でしたから、お宝のワンオーナー物かも！

ワークショップツアーついでにワークショップもお邪魔しました。3階は一般整備がメインで、4階は車検などの整備用に区分けしているとのこと。この日の3階はスポーツカーシリーズが多かったですが、日によっては人気のSUVばかりのこともあるでしょう。しかも、飛び込みで整備入庫することが多いのは、立地的なことも大きいのではないでしょうか。どこで買ったとしても、愛車をしっかり診てもらえるお店があることが楽しいカーライフには必須条件ですね。

正規ディーラーの敷居は高いと思われるかもしれませんが、診断装置などの専用ツールが揃っていないショップもあるようなので、電子制御される最近のクルマは、ディーラーでの整備が間違い無いというのも事実。特に原因が分かりにくい電装系のトラブルには、力強い味方となるでしょう。

水冷になった頃の911などスポーツカーシリーズが沢山入庫中でした。3～4階のワークショップは空調設備が整っています。もちろん整備も購入も、お問い合わせは下記から。ポルシェセンター目黒：https://www.porsche.co.jp/dealers/meguro/153-0061東京都目黒区中目黒2-8-21TEL: 03-3719-6221

Text＆Photo：ナカタ ヒロユキ

【筆者の紹介】ナカタ ヒロユキ少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。