ロールスロイス・モーター・カーズは2021年9月29日、同社の新たな歴史を作る革新的なプロジェクトとして新型電気自動車「スペクター」の概要を発表しました。現在開発中のこのEVモデルはまもなく公道テストを開始します。
ロールスロイス・モーター・カーズのトルステン・ミュラー・エトヴェシュCEOは、「1904年5月4日、当社の創業者であるチャールズ・ロールズとヘンリー・ロイス卿が初めて出会い、世界最高のクルマを作ることに合意しました。彼らが作り上げた自動車は世界中に真のラグジュアリーたる体験を提供し、ロールスロイスに究極の頂点という地位をもたらしました。それから117年を経た今日、ロールスロイスは初めての、最も洗練されたEVの超高級車を生み出しました。この新製品の公道走行試験プログラム開始をお伝えできることを、誇りに思います。このEVはコンセプトカーではなく、完成車です。このクルマを徹底的にテストし、2023年の第四半期にはお客様に最初の車両をお届けする予定です」と語りました。
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ロールスロイスは従来から電動パワートレーンの開発を継続しており、2011年には走行可能な電気自動車のファントム「102EX」を公開し、2016年には電気自動車の「103EX」を発表するなど、電気駆動の熟成を行なっていました。
ロールスロイスが新開発した電気駆動は静粛で洗練されており、ほとんど瞬時に最大トルクを発生させ、その後も途方もないパワーを生み続け、これをロールスロイスは「ワフタビリティ(浮遊感)」と名付けています。
そしての今回のパワートレーンを根本的に変革するにあたり、世界で最も厳しい目を持つロールスロイスの顧客に提供するに先立ち、クルマのあらゆる側面の能力を試す必要があり、ロールスロイスの歴史上で最も厳しいテスト・プログラムを設定しています。
計画では250万kmもの距離を走行する予定で、この距離は1台のクルマを400年以上使用することを想定した数値であり、世界のあらゆる場所で極限まで追い込むとしています。
新型「スペクター」は、2017年型ファントム以来の独自のアルミニウム・アーキテクチャーを採用します。この独自のアルミニウム・アーキテクチャーは内燃エンジンだけでなくEVにも使用できるプラットフォームになっています。
なお「スペクター」という車名は、偉大なパワーと幻影を持つ別世界の存在に与えられる名称で、つかの間の姿を通じて存在感を示す異世界の生き物を意味しています。
ロールスロイス・モーター・カーズは、2030年までにすべての製品を完全に電動化するという目標を掲げ、そのときまでに内燃機関を搭載するクルマの製造・販売から撤退するとしています。
今回発表された「スペクター」はその第1弾であり、2023年の第4四半期に正式発売される計画となっています。
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ラグジュアリー謳うなら、後席3人乗りベンチシート標準なんて貧乏くさい作りは辞めたほうがいい。