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【ボクらの時代録】1995年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。6代目ホンダ・シビック(EK2/3/4/5型)の時代に寄り添う姿勢

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【ボクらの時代録】1995年の日本カー・オブ・ザ・イヤー。6代目ホンダ・シビック(EK2/3/4/5型)の時代に寄り添う姿勢

気持ちの良さを追求した新たな姿勢

 シビック3ドアHBの第一印象は「ずいぶん大きくなったな」「大人っぽい表情になったな」といったものだった。シャープで若々しかった旧型よりジェントルなものの、穏やかな中にも力強さはあるし、見ていて気持ちのいいルックスである。質感もなかなかいい。スリーサイズは4180×1695×1375mmだ。

【復刻版カタログ】1995年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/ホンダ・シビックの肖像

 キャビンはそうとう広い。身長165cmのボクが前後に座った状態で、後席ひざ元には握りこぶしが2個半入るくらいの大きな余裕が残る。ヘッドクリアランスの余裕も十分だ。シートの作りもいい。大人4名で長距離ドライブが楽しめるキャビンである。

 運転席に座ってまず「いいな」と思ったのは、ボンネットが見えるようになったこと。目の前の道路が少しよく見えるより、あるべきものがちゃんと見える方が落ち着ける。安心感もある。

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