【スクープ】トヨタ ハイエースがいよいよ「300系」へ、次世代型が初のセミボンネット化！

「次世代型では「TNGA」プラットフォームを採用しゼロから構築

トヨタが販売する伝統的商用/乗用バン、「ハイエース」次世代型に関する情報を入手、予想CGを制作した。

初代ハイエースは1967年に登場、以来5世代に渡り日本のバン市場を牽引してきたモデルで、ボディ仕様もハイルーフ、ワイド、ロングなどを提供、使い方は無限。海外向けは2019年にフィリピンにて「H300系 グランディア」（日本ではグランエース）が発表されており、いよいよ日本市場で「ハイエース」が世代交代される。

第6世代となる「300系」は、「TNGA」プラットフォームを採用しゼロから構築。ハイライトは長年親しまれてきたキャブオーバーからセミボンネット化され、ハイエース史上はじめてノーズを持つことだ。これにより衝突時のリスクを回避するほか、静粛性も向上するだろう。

予想されるエクステリアでは、運転席上部をハイルーフ型に、フロントウィンドウに丸みを帯びたデザインを取り入れ、未来感溢れるシルエットになることが予想される。フロントエンドには、敢えて細めのヘッドライトに3連プロジェクタープラスブルーLEDを内蔵、シャープさがアピール。またグリルは反して分厚く押し出し感を強調、アンダーグリルにもクラウン譲りのV型ウイングを取り入れ、迫力あるアンダー周りが期待できそうだ。

パワートレインは、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンにくわえ、2.8L直列4気筒「1GD」ディーゼルエンジン、及び最高出力290psまで高められる3.5L V型6気筒「7GR」が注目されるが、ハイライトは初の電動モデルだろう。トヨタは2025年をめ目処に全車種に電動モデルを設定、内燃機関専用モデルは廃止することをアナウンスしており、内燃機関モデルに遅れて、2.0L直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのPHEVが追加設定されると思われる。

ハイエース次期型のワールドプレミアは2022年内と予想され、電動モデルは2023年内に期待できそうだ。

Comments

衝突安全基準の観点から、ある程度ボンネット長を造ってクラッシャブルゾーンを確保した場合、そのままだと荷室が狭くなるから全長を延ばすのはもはや必然だろう。つまり現行型より取り回しが悪くなる可能性があるということ。

これグランエースと変わらない。
整備性はどうなのか？