HONDA NSX
ホンダ NSX
ホンダ NSXのV6はかくして生まれる。スーパーカーのエンジン開発・生産現場の特別動画が公開【動画】
NSXのエンジンのリアルに迫る
ホンダ NSXの搭載する3.5リッターV6ツインターボエンジンにまつわる特別ムービー「The Magic Behind Acura’s NSX Engine(NSXのエンジンの背後にある魔法)」を公開した(英語)。
開発にかけた思いや生産の現場、過酷なレースでの戦いなど、ひとつのV6ユニットを取り囲む人々の姿やリアルなドラマが10分の動画にまとめられている。
レーススピードで24時間を走り抜く耐久性
NSXの心臓はオハイオ州のアンナ工場で日々、手組みで作られる。1基の組み立てにかかる工程は6時間超。ホンダのレースエンジンの組み立てプログラムをベンチマークとしており、品質基準はひとりの匠の目によって厳しく管理されている。
ロードカーはもちろんGT3レースカーにもわずかな改良、ないしは少しの手も入れない状態で搭載することも想定した設計であり、設計仕様はもちろんのこと、ブロック、ヘッド、バルブトレーン、クランクシャフト、ピストン、ドライサンプ潤滑システムに至るまでベース車両と同じ仕様をNSX GT3に採用している。
その耐久性の追求は圧倒的だ。2020年1月に行われたデイトナ24時間でもメイヤー・シャンク レーシングの57号車がレーシングスピードで762周、合計2713マイル(約4366km)を完走したばかりである。
選り抜きの精鋭が手組みする特製ユニット
NSXのエンジン生産品質プロジェクトリーダーのジム・マンキンは語る。
「NSXの心臓が最初に鼓動を打ったのがここアンナ工場でした。NSXのエンジンルームには、アッセンブリー部門の中でも選り抜きの最高の技術をもったスタッフが集合しているのです」
特別ムービーは職人技術にスポットライトを当てるとともに、NSXの開発責任者を務めたテッド・クラウスへの徹底インタビューを敢行。現在ホンダ パフォーマンス ディベロップメントの社長を任されているクラウスは説明する。
「初代NSXの開発リーダーの皆さんは、我々に彼らのコピーをしないようにとおっしゃいました。NSXは常に未来へ向かうべきであり、その向こう側を目指さなくてはいけないと。もっとも重要なのは、テクノロジーのためのテクノロジーであってはならないということ。あくまでお客様のためのテクノロジーでなくてはなりません。このエンジンは、まさにNSXの名に真にふさわしい存在なのです」
https://www.youtube.com/watch?v=jtCcnrO2Rzs
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