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最大トルクは怒涛の973Nm! アウディのフルEV「e-tron」にSモデルが登場

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最大トルクは怒涛の973Nm! アウディのフルEV「e-tron」にSモデルが登場

■合計503ps/973Nmのパワー&トルクで0-100km/h加速は4.5秒

 独アウディは2020年9月10日、アウディ史上初の電気自動車(EV)である「e-tron」「e-tronスポーツバック」に、スポーツモデルであるSモデル「e-tron S」「e-tron S スポーツバック」を追加、2020年秋から欧州市場で発売される予定だ。

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 今回登場したe-tron S、およびe-tron S スポーツバックは、フロントアクスルに1個、リアアクスルに2個、合計3つの電気モーターを搭載。これは量産EVとしては世界初となる。

 e-tron 55のリアアクスルに搭載されている強力な電気モーターをフロントに搭載。Sギアを選択すると、最高出力370kW(約503ps)・最大トルク973Nmというフルブースト性能を8秒間発揮する。これにより、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は210km/hというパフォーマンスを誇る。

 高電圧バッテリーの総エネルギー容量は95kWhで、1回の充電で、WLTPサイクル364km(e-tron S)、370km(e-tron S スポーツバック)という航続可能距離を達成している。
 
 効率性を向上するため、通常の走行モードではリアの電気モーターのみが作動する後輪駆動となる。フロントのモーターはドライバーがより高いパフォーマンスを要求するとき、またはトラクションが低下する前に点滅して作動する。

 ワインディングなどコーナーの多い道では、優れた俊敏性とトラクションを体感することが可能だ。ESCモードを「スポーツ」に設定し、アウディドライブセレクトを「ダイナミック」に設定すると、高レベルなコーナリングのダイナミクスを可能にし、場合によってはドリフト走行も可能にしている。

 物理的な限界が近づくと、コーナー内側の負荷のかかっていないフロントホイールが自動的にブレーキをかけてスリップを防ぎ、ハンドリングをさらに洗練させる。

 サスペンションはSモデル専用のチューニングが施され、アウディドライブセレクトは7つのドライビングプロファイルから選択することができる。またアダプティブエアサスペンションは、車高を最大76mm変化させることが可能だ。

 標準で20インチホイールと、285mm幅のタイヤが装着される。オプションで21インチホイールも用意され、さらに後日22インチも用意される予定だ。

 エクステリアでは標準のe-tronと比較して左右のホイールアーチが23mmずつ広がり、より迫力のあるものになっている。アルミ製のエクステリアミラーハウジングはSモデル専用デザインだ。

 これらの電動Sモデルは、2020年秋に欧州市場で発売される予定。ドイツでの車両価格は、e-tron Sが9万1435.29ユーロ(日本円で約1150万円)、e-tron S スポーツバックが9万3628.58ユーロ(日本円で約1177万円)となる。

※ ※ ※

 アウディe-tronはアウディ初の電気自動車として、この2020年9月には日本に上陸する予定だ。まずはクーペSUVである「e-tronスポーツバック」が導入される。

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みんなのコメント

3件
  • ドイツメーカーって本当は環境保護とか屁にも思ってないんじゃないかって思う。ディーゼル不正や環境負荷の高いハイパワーモデルのオンパレード。電気自動車もこれだけのハイパワーモデルだとかなりの環境負荷になる。もちろん買う人間がいるからだろうが。
  • 「合計503ps/973Nmのパワー&トルクで0-100km/h加速は4.5秒」は、このパワーとトルクにしては遅い。何かの間違いだと思う。記事では、「・・・のパフォーマンスを誇る」と書いてあるが、記者は書いてて疑問に思わないのだろうか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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