角田裕毅、F1カタールGPの予選は11番手。アップデートの効果も十分確認「自分のパフォーマンスには満足しています」

　アルファタウリの角田裕毅は、F1カタールGPの予選で11番手となり、決勝での入賞に向けてますまずのポジションにつけた。

　角田はQ1を13番手で通過。Q2では他者のトラックリミット違反にも助けられて順位を上げたが、10番手となったバルテリ・ボッタス（アルファロメオ）に0.004秒届かず、僅差でQ3進出を逃した。チームメイトのリアム・ローソンはQ1で18番手となり、Q2に進めなかった。

「自分のパフォーマンスには満足しています」

　角田はチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。

「こういう高速コーナーが多いコースでは、トラックリミットを簡単に越えてしまいがちです。でも今のところ、トラックリミット違反は犯していないので、満足しています」

「Q3に残れればよかったですが……僕らが期待していたような予選ではありませんでした。でも、まだポイントには近いポジションにいるので、大丈夫だと思っています」

　角田曰く、シンガポールで投入し、今回もさらに追加で投入したアップデートが、うまく機能していると語る。

「改善できるところはまだあります。でも、マシンのアップデートうまくいっていますから、楽観的に感じています」

　そう角田は言う。

「まだ改善の余地はありますが、明日はもう1日予選日みたいなモノですから、楽しみにしています。今日よりも良い結果を残すチャンスですからね」

「FP1は風が強く、難しいコンディションでした。でも予選に向けて風は少し落ち着いて、ドライブするのが少し楽になりました。コーナーによっては、風の影響で周回ごとにマシンの曲がり方が変わります。でも、それがこのコースの特徴のひとつであり、ドライブするのは興味深いし、楽しいんです」

　チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズは、決勝で最大限のチャンスを得られるように全力を尽くすと語った。

「ユウキは2セットの新品ソフトタイヤをQ2で使った。走行する度に改善していったが、最終的にはQ3に進出するには十分ではなく、僅か4/1000秒だけ届かなかった」

　そうエドルズは言う。

「これほど僅差の11番手となったのは、初めてではない。でも、少なくとも日曜日は、ポイントに近い位置からスタートを切ることができる」

「レースに向けてはタイヤを理解するのが難しいが、チャンスを最大限活かせるように全力を尽くす」

「でも今の我々は、スプリント・シュートアウトに向けた準備に集中している」

Comments

[amerika]

朝起きてもペナルティの記事は無いみたいだから順位はそのままみたいだな。
そらそうよ。
1周をゆっくり走った件に関してはフェラーリの前例(他車に譲る為だからおとがめなし)があるし、ノリスの邪魔をした件に関してはフェルスタッペンの前例(アタック中の車をチームが知らせなかったからチームが悪い)があるからな。
これ以上どこかの国みたいにゴールポストを動かさないでくれよ？
これからはずっとこれで行こう。

[ゆっくりしていってね]

角田が予選でタイム出しに行った時は
他ドライバーが決勝用にとっておいたタイヤを使い切って以外はない
だから決勝はまた14位
ローソン12位