2021年末にテック3のMotoGPシートを失い、10年のMotoGPキャリアに終止符を打ったダニーロ・ペトルッチ。彼はKTMのサポートで、今年ダカールラリーデビューを果たした。怪我や技術的なトラブルもあったが、ステージ5で最速タイムをマークするなど、初参戦ながら速さを見せた。
ペトルッチはその後、ダカールを開幕戦とするFIMラリーレイド選手権への参戦を継続する予定だった。しかしKTMと”お互いに理解ができていなかった”ため、2022年の活動内容を変更し、ドゥカティからモトアメリカに参戦することになったという。
■ダカール経験したペトルッチ、再びロードレース復帰か? 2月にドゥカティからWSBKテスト参加
「僕の計画は、このダカールを走り、その後ラリーレイド選手権を全戦走ることだった」
そうペトルッチはmotorsport.comに語った。
「しかし、ダカールの前にすでにKTMといくつかの問題があり、お互いによく理解していなかったんだ」
「だからおそらく自分のキャリアの中で初めて、自分の人間的な部分を考える必要があった。『OK、僕は経験を積みたいし、他の場所で生きてみたい』と思ったんだ。特にKTMやファクトリーとの対話の欠如にはかなり苦しんだ」
「アメリカに行って楽しんでこようと思ったんだ。というのも、僕の目標はバイクに乗る幸せを取り戻すことだった。昨年1年間はMotoGPを楽しめなかったからだ」
「だから、ラリーを選んだんだ。そして、ラリーレイド選手権の期間中、KTMに残るという選択肢はないことを理解したんだ」
「僕は周りを見渡してみる必要があった。そして古巣のドゥカティが、僕を呼び戻すことを強く望んでいてくれることがすぐに分かってハッピーだった」
「そして、まず人間的に別の場所で生活し、経験を積み、プレッシャーなく自分が最も好きなことであるバイクに乗ることを楽しみたい、と思ったんだ」
「ダカールでは、バイクに乗っているときも、バイクを降りているときも、本当に楽しかったんだ。だから、まずはバイクに乗り、幸せを感じることが目標だ」
ペトルッチは、モトアメリカの参戦計画について尋ねられると、まだ何も正式には決まっていないが、2月にアルガルヴェ国際サーキットでドゥカティ・パニガーレV4 Rを使用してテストを行なう予定であると答えた。
また、2023年にダカールラリーに再度参戦し、総合優勝を目指したいとも語った。
「ラリーを続けていたとしても、ダカールのマシンでもっと練習できる場所に移動していただろうから、とても良い経験になることは間違いない」
そうぺとルッチは付け加えた。
「そして最終的にこのようなオファーがあり、うれしく思っている。でもダカールにも出たいんだ。だから年末にはモロッコ・ラリーに出て、翌年のダカールに備えようと思っている」
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