現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > メルセデス-AMG 次世代モデルすべて4WD化へ

ここから本文です

メルセデス-AMG 次世代モデルすべて4WD化へ

掲載 更新
メルセデス-AMG 次世代モデルすべて4WD化へ

もくじ

ー 4WDを標準化
ー V12を廃止 V8もハイブリッドへ

次期メルセデス・ベンツSL AMGが開発へ 次世代AMG GTと共用

4WDを標準化

次世代以降のメルセデス-AMG車は、AMG GTも含めすべて4WDが標準となるようだ。トビアス・ムアーズCEOが語った。エンジンのダウンサイズや電動化も推し進めるという。

ムアーズがAUTOCARに対し語ったところによれば、ピュアな後輪駆動車に対する需要は減少傾向にあるという。「お客様はわれわれに対し、4WDを求める傾向を示しています」

「われわれがEクラスのAMGモデルにFRと4WDの選択肢を用意したとき、90%以上が4WDを選びました。そして現行のE63はドリフトモードを備えており、4WDであってもFR走行が可能です」

AMG GTにも同様のシステムを採用するかどうかたずねたところ、ムアーズは「わたしがお客様とGTについて話すとき、彼らはしばしば4WD化についてたずねてきます。これは安全性やスタビリティを考えてのものでしょう」

最新のE63ではクラッチ式の4WDシステムを仕様し、前後どちらにも最大100%のトルクを伝達することが可能だ。E63 Sのドリフトモードではフロントのドライブシャフトを切り離し、完全な後輪駆動とすることができる。

V12を廃止 V8もハイブリッドへ

ムアーズはAMGのトレードマークでもあるV8をハイブリッド化する方針を認め、「われわれはV8のパフォーマンスを今以上に引き上げるつもりはありません」と語った。これはエンジン出力は現在の630psを超えることはなく、これ以上のパワーアップはモーターによるものになるということを意味している。

この新システムはAMG GT4ドアのハイブリッド仕様に採用されることになりそうだ。これはポルシェ・パナメーラS Eハイブリッドのライバルとなる。

そしてV12エンジンは現在発売中のS65ファイナルエディションを最後に設定されないこともわかった。「われわれはV12に誇りを持っており、次期型マイバッハには搭載されるかもしれませんが、AMGでは使用しないでしょう。ハイパワーなV12を新設計する余裕はありません」

排出ガス規制が厳しくなる中で、小型モデルへのV8搭載も難しくなる可能性がある。例えば次期型C63などには6気筒ターボが搭載されるかもしれない。そしてSLCの代替となるポルシェ・ボクスター級スポーツカーについては「その開発は不可能でしょう」とのことだ。

「4万ユーロ(500万円)級のスポーツカーに注力しているメーカーもありますが、今後うまくいくかについては疑問を感じています」と彼はいう。その代わりAMGは次期型SLに力を注いでいるとのことだ。「次期型SLは現行とはまったく異なるスポーツカーになります。2年間にわたり、全力で開発に取り組んできました。GTとSLではプラットフォームを共有することになります」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
高すぎるよぉ…! 価格が暴落したら買いたいスーパーカー3選
ベストカーWeb
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
男性が乗って女性にモテるクルマTOP5は? ChatGPTに聞いて出た「ホントかよ!」な答えとは!!
WEB CARTOP
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
悲喜交々のST-4。「複雑な気分」のENDLESS GR86と「逆に清々しい気持ち」で5連覇を逃した冨林勇佑
AUTOSPORT web
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
レスポンス
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
乗りものニュース
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
あれぇぇ!? [ノートオーラNISMO]と[シビックRS]を比較してみると意外な結果
ベストカーWeb
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
レゴ、F1全チームをテーマにした製品を2025年1月1日から販売開始。往年の名車ウイリアムズFW14Bなど“オトナ向け”製品も3月に発売
motorsport.com 日本版
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
ホンダが「凄い施設」を初公開! 夢の「全固体電池」実現に一歩前進!? パイロットラインを栃木で披露
くるまのニュース
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
ラリージャパン2024がついに走行開始。シェイクダウン1走目の最速はヌービル/WRC日本
AUTOSPORT web
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
ダイハツが新型「軽SUV」発表! 打倒「ジムニー!?」な“5ドア”モデル登場! タフすぎる「ゴツ顔×カクカクボディ」採用した“新型タフト”138万円から発売!
くるまのニュース
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
MotoGPマシンデビューの小椋藍選手 初走行の印象は……【MotoGPバルセロナ公式テスト】
バイクのニュース
ゼンリン、パナソニックのカーナビ「Strada」向け最新地図データ発売へ…12月2日
ゼンリン、パナソニックのカーナビ「Strada」向け最新地図データ発売へ…12月2日
レスポンス
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
下取り額爆上がり? アルヴェルのドアの速さまで変えられるトヨタの[KINTO FACTORY(キントファクトリー)]がすごい!
ベストカーWeb
チャンピオン争いで明暗を分けた要因と変化がもたらす2025シーズンへの期待/MotoGPの御意見番に聞くソリダリティGP
チャンピオン争いで明暗を分けた要因と変化がもたらす2025シーズンへの期待/MotoGPの御意見番に聞くソリダリティGP
AUTOSPORT web
メルセデスが好発進、ハミルトンがトップタイム。RB勢は下位に沈み角田裕毅19番手|ラスベガスGP FP1
メルセデスが好発進、ハミルトンがトップタイム。RB勢は下位に沈み角田裕毅19番手|ラスベガスGP FP1
motorsport.com 日本版
ヤマハとホンダがコラボ展示! バイクSFアニメ『Tokyo Override』劇中車の『YZF-R1』&『CB1300』が渋谷に登場
ヤマハとホンダがコラボ展示! バイクSFアニメ『Tokyo Override』劇中車の『YZF-R1』&『CB1300』が渋谷に登場
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1556.02289.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.92298.0万円

中古車を検索
Sクラスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1556.02289.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49.92298.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村