BMW、デザイナー新体制を発表 コアモデルのデザインヘッドが変更

BMWのデザインに今後変化が見られるかもしれない。独BMWは、同ブランドのデザインを手がける中心人物の人事異動を発表した。

BMWは全体を統括するチーフデザイナーの下に、ブランドごとに1人ずつデザイナーを立てている。チーフデザイナーは、これまで通り、Adrian van Hooydonk氏が務めるが、今回Hooydonk氏の下でBMWコアモデルおよびiシリーズ、Mモデルのデザインを担当するデザインヘッドの新体制が発表になった。

BMWのコアモデルを新たに担当することになるのは、Jozef Kabaň氏（44歳・写真上）。これまでフォルクスワーゲングループで敏腕を振ってきた人物で、アウディのエクステリアデザインチーフや「ブガッティヴェイロン」などを担当した経歴をもつ。

なおこれまでBMWで同ポジションにいたKarim Antoine Habib氏（X6やX3、5代目5シリーズ“E60”、先代7シリーズなどを担当）は、自らの意思でBMWグループを去ったと伝えられる。

一方、BMW iブランドとMモデルは、Domagoj Dukec氏（41歳・写真下）が担当する。Dukec氏は2010年にBMWグループに入り、現行iシリーズのエクステリアを手がけてた人物だ。

新体制でBMWのデザインに変化が現れるのか。注目していきたい。