俳優・内藤秀一郎と憧れの“アメ車”

各界で活躍する著名人が、いま気になる1台をセレクトし、その魅力や想いを語る。第10回は、俳優の内藤秀一郎さんが、映画を見てひと目惚れした憧れの“アメ車”ついて語る。

きっかけは“ワイスピ”

撮影現場で3世代目のダッジ・チャージャーを見つけた途端、俳優の内藤秀一郎は、「やっぱり格好いいなぁ」とつぶやきながら、足早に近づいた。「単純なんですけど、映画『ワイルド・スピード』を観てダッジ・チャージャーの憧れたんです。主役のドム（ドミニク）のチャージャーは、1969年型とも1970年型とも言われていますが、そこからアメリカのマッスルカーにハマりました」

ホイールやタイヤのサイズなど、チャージャーを微に入り細に入りチェックする彼に、マッスルカーの魅力を尋ねてみる。

「まず見てください、この長～いボンネット。いかにもデカいエンジンを積んでいるようなスタイリングですよね。あと、僕は身長が185cmあるので、アメ車はスペースに余裕があるのがうれしいです」

確かに、チャージャーの隣に並んでもまったく見劣りしない体型だ。ドライバーズシートに座ってドライビングポジションを合わせても、頭上空間には余裕がある。

「硬派なインテリアがめっちゃクールだと思います。なんだか、こうして運転席に座っているだけでも、映画の主人公になったような気分になります。“ワイスピ”で観た、ドムが海岸沿いを流してからワインディングロードに入っていくシーンを再現したくなります」

ダッジ・チャージャーのステアリングホイールをなでながら、まだクルマを所有していない理由をこう説明する。

「最初に乗るクルマは、ダッジのチャージャーかチャレンジャーのSRTヘルキャットに決めているんです」

SRTヘルキャットとは、最高出力700psオーバーの6.2L・V型8気筒エンジンを積む野獣、キング・オブ・マッスルカーだ。

「30歳までにヘルキャットに乗る、そのために仕事を頑張るという面もあります」と、内藤秀一郎はキリリと表情を引き締めた。

内藤秀一郎（ないとうしゅういちろう）1996年5月14日生まれ、埼玉県出身。19歳でモデルとしてデビュー。2020年にドラマ『仮面ライダーセイバー』（テレビ朝日系）で主演を務める。現在、ドラマ『あなたは私におとされたい』に出演中。

PICK UP！アメリカンマッスルカーもついに電動化で激変か!?2022年の夏、ダッジ・チャージャーのBEV（バッテリー式電気自動車）のコンセプトモデル「デイトナSRTコンセプト」が発表された。

おもしろいのは、専用の音響システムで最新のヘルキャットV8ガソリン・エンジン並みのエグゾーストノートを奏でるところ。

高性能BEVらしく、800Vの電圧システムを採用する。「パワーショット」と呼ばれる、一時的に出力を高める機能も備わる。

文・サトータケシ　写真・安井宏充（Weekend.）　ヘア＆メイク・高梨祐子　スタイリスト・水野陽介　編集・稲垣邦康（GQ）

Comments

お、GQの有名人絡みだから、イナガキの記事かと思ったが違うのね。
イナガキは最近、自分で記事を書かず編集になってるみたいね。流石に自分で記事を書いて、色々とコメントされるのが辛いんだろうな。まぁ、仕方ないと思うけどね。
イナガキだから。