日産、ル・マンのコースを見られる映像を公開

日産自動車は、1周約13.6kmあるル・マン24時間レースのコースの映像をYouTubeに公開した。テスト走行の終わりにGT-Rで収録したもので、サーキットの雰囲気が見られる。

今回の映像は360度ビューカメラによって撮影されたもので、臨場感ある映像が楽しめる。ブラウザはiOS、AndroidまたはChromeに制限される。なお収録は速度制限された状態で走行したため、実際の走行環境に近づけるため、速度を高める加工が施されている。

なおル・マン24時間レースのレース結果は、ポルシェ919ハイブリッド（19号車）をドライブする現役F1ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグ、ニック・タンディ、アール・バンバーが最後まで安定した走りで優勝。また2位も同じポルシェの17号車（ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー）がつけ、ポルシェが1-2フィニッシュを飾った。3位はアウディR18 e-tronクワトロの7号車、4位には同8号車が入った。トヨタ勢は6位と8位でゴールした。

なおGT-R LM NISMO3台で挑んだ日産は21号車と23号車が途中リタイア、22号車はチェッカーを受けたが、70％以上を走行しなければならない規定を満たせず完走扱いにはならなかった。