ジープのピックアップトラック「グラディエーター・ルビコン」に小川フミオが試乗した。
グレードはルビコンのみの設定
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ジーンズにTシャツにワークブーツ。そんなスタイルが好きな人が乗るなら、コレしかないでしょ!というのがジープ「グラディエーター・ルビコン」だ。街乗りでもなかなかよい。
4ドアのキャビンに、オープンの荷台がついたピックアップスタイル。ドアやボンネットのヒンジをあえて外型に出す(取り外しが容易)など、“ゴツい”ディテールが他に類のない独自性となっている。
グラディエーター・ルビコンは、2021年11月30日に日本にも導入された。しかし、日本で試乗が出来たのが2022年6月だから、だいぶ待たされた。その間の日本でのセールスは好調らしい。
フロントに搭載する3604ccV型6気筒ガソリン・エンジンは、209kW(284ps)の最高出力と、347Nmの最大トルクを発揮。車名にある「ルビコン」は、オフロード性能をより強化させたグレードを意味している。
8段オートマチック変速機に、2輪、4輪、オンデマンド(AUTOと書いてある)4WDが切り替えられる副変速機がそなわる。室内から前後のデフロックが操作できるのも、本格的だ。
オフロード用装備は豊富だ。極低速⾛⾏用の「専用ローギア付ロックトラックフルタイム 4×4システム」、FOXのパフォーマンスダンパー、前方下部の映像を映し出す「オフロードカメラ」、さらにゴツいパターンが目をひくマッド&テレインタイヤといった具合だ。
オンロードでも悪くない
オフロードではさぞかしスゴいんだろうが、今回はオンロードのみ、1時間未満というドライブだった。
結論から述べると、なかなかキモチが良いクルマだった。全長は5mに達するものの、右ハンドルだから取り回しも悪くない。後席は、ドアの開口部こそ大きくはないけれども、乗りこめば、おとな2人に充分なスペースがある。
しかも後席には、USB充電口(タイプAとタイプCが2組)やエアコン吹き出し口、カップホルダーを内蔵したセンターアームレストが備わるなど快適性も考えられている。
使い勝手が良いうえに、加速もするどく、速度があがっても、ステアリング・ホイールのフィールは悪くないし、乗り心地にもゴツゴツ感がない。
一般道では、副変速機で2WDモードを選ぶと良い。4WDだと(たとえAUTOモードでも)ドライブ・トレインの音がけっこう大きく、燃費にも影響が出るだろう。自分で適宜切り替えるのも、操作感があって、なんだか嬉しいものだ。
日本市場で購入出来るピックアップトラックといえばトヨタ「ハイラックス」(352万7000円~)もある。グラディエーターより280mm短い(といっても充分長い)5320mmの全長と、405mm短い3085mm(同)のホイールベースをもつ。エンジンは2393cc直列4気筒ディーゼルで、こちらもハイウェイと岩山ともに(タイヤが適切なら)難なくこなしてしまう性能ぶりを発揮する。
グラディエーターは、前述のとおり装備がかなり充実しているため、スタイルとともに魅力が大きい。ハイラックスの倍以上という840万円の価格が適正かどうか? それでかまわないというひとが大勢いても、趣味の世界の話とすれば、そういうものかとも思う。
市街地に住んでいる身にとって、ピックアップスタイルのトラックって、いろいろ載せられたら楽しいだろうなぁ、と、ある種の夢を与えてくれそうな存在だ。
文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)
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みんなのコメント
これのちっこいのを作ってよ。
デッキバンだとさすがに軽トラ過ぎて嫌なんだよね。