最廉価グレードは200万円切りの戦略的価格
5世代目となるスバルの新型インプレッサが2016年10月13日に発表された。販売は10月25日から始まり、先行予約期間中に約6000台の予約が入っているという。価格はインプレッサG4とインプレッサ・スポーツ共に税込192万2400円から259万2000円となっている。
1992年にデビューした初代インプレッサは、モータースポーツで活躍し、優れた4WDシステムにより悪路でも安心と楽しさをドライバーに提供してきた。
スバルは2016年度の販売計画で100万台を目指している。過去60万台が限界であったが、現在のところ順調に推移しているという。インプレッサに限らず、納車が全モデルで3カ月待ちとなっているのは売れている証である。これからのスバル車は、自動ブレーキや追従クルコンなどを含めたシステムの「アイサイト」、「歩行者エアバック」を全車標準装着し、今後ますます安全技術が重視されるなかで、更なる人気となることだろう。
今回発表されたインプレッサに採用されたスバルグローバルプラットフォームは、ボディ剛性が増し、衝突強度も従来に比べ40%アップした。スバルグローバルプラットフォームは、今後フラッグシップモデルのレガシィまでカバーをする。
スバルの吉永代表取締役社長は「素晴らしいクルマ作りが出来ました。皆さま、大変お待たせしました、ようや乗っていただけます。自分自身の時間、仲間と過ごす時間、想像を超えた人生がキラキラ(六つ等星だけに)動き出します」とコメント。
グレード展開としては、5ドアハッチバックのインプレッサ・スポーツと4ドアセダンのインプレッサG4の2モデルそれぞれに、2リッターの新開発エンジンと1.6リッターの共にNAエンジンを用意している。
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