■キャンピングカーにオシャレを求める人に
輸入車・自動車関連用品販売の株式会社ホワイトハウスのキャンピングカー事業部が、シトロエン「ベルランゴ」とプジョー「リフター」にポップアップルーフを装着した。
絶好調のシトロエンを支えるMPV「ベルランゴ」の魅力とは? ライバルと比べてみた
両車は、2021年4月2日から4日まで千葉県・幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2021」にて初お披露目される。
コロナ禍もあって、密にならないアウトドアやキャンプに人気が集まっており、現在キャンピングカーがブームになっている。軽自動車にルーフテントを取り付けたり、ワンボックスカーをキャンピング仕様にするのも流行っているが、アウトドアに出かけない日常で使用するには、むしろ不便であったりする。
そこで、VAGUE読者にお勧めなのが、ホワイトハウスが手がけたシトロエン・ベルランゴをベースとした「ソレイユ」とプジョー・リフターをベースとした「シエル」である。
ホワイトハウスはこれまでにも、ルノー「カングー」をベースとしたキャンピングカーを生産している実績があり、新たにベルランゴとリフターにもポップアップルーフを搭載したというわけだ。
ルーフがポップアップするだけでなく、用途によって形を変えることができるマルチリビングベッドやギャレーなど、車中泊にもってこいの仕様となっているのが特徴。また、ワークスペースとしても活躍するので、テレワークにも便利だ。
●「ベルランゴ ソレイユ」「リフター シエル」の特徴
●ポップアップルーフ(ベッドサイズ:1100mm×1900mm)
ルーフを上げるとロフトになる。操作はスムーズで簡単。大人ふたりがゆったりと横になれる広々としたベッドスペースになる。
●フラットベッド(ベッドサイズ:1170mm×1800mm)
収納性と利便性を兼ね備え、着脱可能。自由なレイアウトで街乗りも車中泊も快適。5人乗車可能。
●スライド収納(左右)
ベッドの下には、スライド式収納を装備。アウトドア用品の収納などに便利。
●スライド式アウトギャレー(スペシャルオプション)
リアゲートを開ければ、コンパクトに収納されたスライド式アウトギャレーが現れる。調理から食事テーブルまで使い勝手は無限大だ。
●プライバシーシェード
すべての窓にプライバシー保護用の車両専用遮光シェードを装着可能。着替えや車中泊など、夜間や睡眠時にも便利。
●スマートネット(マグネット式)
スライドドアとリアゲートには、虫よけ対策のモスキートネットを装備。
●FULL HEATING SYSTEM(エアヒーターエンジン)
エンジン始動時の振動や騒音もなく、エンジン停止中でも、室内フル暖房が可能。エアヒーターのダクトがベッドルームに配置されており、車内を暖め快適な車中泊が可能となっている。
車両価格(消費税込)は、ベルランゴ ソレイユが367万7500円から449万6500円、リフター シエルが389万7500円から471万3500円(両車ともグレードやオプションにより変動)となっている。
ベルランゴとリフターは、日本での販売開始後から非常に人気の高いモデル。その両車のボディラインを損ねることなくキャンピング仕様に仕立てたソレイユとシエルは、間違いなく人気となるだろう。
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