8月1日から、Hondaウエルカムプラザ青山にて、『スーパーカブと素晴らしき仲間たち』展を開催。初日となった1日には、オープニングセレモニーとしてスーパーカブ60周年記念アニバーサリーモデルが発表された。REPORT●栗栖国安(KURISU Kuniyasu)PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
ホンダ スーパーカブ50・60周年アニバーサリー……243,000円
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ホンダ スーパーカブ110・60周年アニバーサリー……286,200円
昨年、世界累計販売台数1億台を達成したホンダ・スーパーカブが、今年8月に還暦を迎えた。誕生60周年を記念して8月1日から、Hondaウエルカムプラザ青山で『スーパーカブと素晴らしき仲間たち』展が開催されている。
初代スーパーカブC100はもちろん、働くスーパーカブやスケッチブックとのコラボモデル、そして最新のC125など、さまざまなスーパーカブが展示。さらに、初日となった1日には、オープニングセレモニーとしてスーパーカブ60周年記念アニバーサリーモデルが発表された。1963年にアメリカで展開された「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」の広告に登場した赤いボディのスーパーカブCA100をイメージさせるカラーリングが特徴的で、60周年記念エンブレムがサイドカバーとキーに施してある。ちなみに、このスーパーカブ60周年アニバーサリーモデルは、スーパーカブ50、スーパーカブ110ともに11月22日に受注期間限定で発売される。
オープニングセレモニーではさらに、スペシャルトークショーが開催されたのだが、『スーパーカブと素晴らしき仲間たち』のタイトルからもわかるとおり、スーパーカブと同じく1958年(昭和33年)に登場した工業製品や建築物、食品などの紹介も行われた。
一例を挙げると、東京タワー、エポック社の野球盤、カシオG-SHOCK、グローブライド(ダイワ)のスピニングリール、スバル360、日清食品のチキンラーメン、はごろもフーヅのシーチキン、日本コカコーラのファンタ、マルマンのスケッチブック、三菱鉛筆のuniなど、還暦をちょっと過ぎた僕には懐かしいものばかり。東京タワーが昭和33年に完成したのはもちろん知っていたが、これらの製品のほとんどがスーパーカブと同い年だということに改めて驚いた。
昭和30年代と今とでは時代が違うといってしまえばそうなのだが、発展途上国といわれた中国や東南アジア諸国の製品に日本のものづくりは窮地に追い込まれている。しかし昭和30年代に作り出されたモノは、長く愛され続けているものが多い。なぜか? 現在のように利益第一主義ではなく、人々の暮らしを少しでも便利にしたい、豊かにしたいとの願いを込めてものづくりに取り組んでいたからじゃないだろうか。スーパーカブをはじめ今回展示紹介された素晴らしき仲間たちを見てみると、どれもがものづくりに真摯に取り組んでいたのだと理解できる。『スーパーカブと素晴らしき仲間たち』展は、日本のものづくりを原点に立ち返らせてくれる、そんな印象を受けた。
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