ミッチェルとコラードがポール・トゥ・ウィン
11月7~8日、イギリスGT選手権最終戦「シルバーストン500レース(Silverstone 500 race)」が開催され、バーウェル・モータースポーツがプリペアしたランボルギーニ ウラカン EVO GT3をドライブしたサンディ・ミッチェルとロブ・コラードが優勝。ドライバーズ選手権とチームズ選手権のダブルタイトルを獲得した。
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ミッチェルとコラードは、7日に行われた予選でポールポジションを獲得。8日に行われた約3時間の決勝レースは、タイトルを争うラム・レーシング・メルセデスのパトリック・クハラとサム・デ・ハーン、チームメイトのフィル・キーンとアダム・バロンを抑えて、抜群のスタートを決めた。
スタートドライバーを担当したコラードは序盤順調にレースをリードし、最初のセーフティカー導入時、チームは咄嗟の判断で戦略的にピットインを敢行。リスタート時にはイギリス・ツーリングカー選手権でも活躍するミッチェルがトップに復帰した。
しかし数週後、チームメイトでフレッシュタイヤを履いた同じウカラン GT3 EVOを駆るキーンが、ミッチェルをオーバーテイクする走りを披露してトップに躍り出る。
チームメイト同士のバトルを制して優勝
バーウェル・モータースポーツのウラカン同士による優勝争いとなったが、キーンからバトンを受けたバロンがピット時に痛恨のペナルティ。さらにレース終盤でスピンを喫して万事休す。再度首位に立ったミッチェルとコラードは、その後もトラブルに巻き込まれることなく、レースの勝利とダブルタイトルをチームに持ち帰った。
先日開催されたスパ24時間レースにおいて、ミッチェルとコラードは、ロブの息子のリッキー・コラードとレオ・マチツキーとともに、プロ・アマクラスで優勝。2020年シーズンのイギリスGT選手権では2勝を挙げたばかりでなく、すべてのレースをトップ5でフィニッシュした。また、今回の勝利はランボルギーニにとって16回目となるイギリスGT選手権での勝利でもある。
優勝を争っていたキーンとバロンは大きく順位を落としたものの、9位でフィニッシュ。この結果、バーウェル・モータースポーツはイギリスGT選手権のチームズタイトルも獲得している。
スタートドライバーを担当したミッチェルは、チームやチームメイトに感謝の意を表した。
「今シーズン、私自身、そしてバーウェルのチームメンバーも本当にハードワークを続けてきました。そして、チームメイトのロブも素晴らしい仕事をしてくれました。イギリスGT選手権において、バーウェルは過去数年、幾度となくタイトル獲得に迫っていました。こうやってレースで勝利し、タイトルを獲得できたなんてまだ信じられません」
「このプロジェクトに携わってくれたすべての人に感謝してもしきれません。私たちのランボルギーニ ウラカン GT3 EVOは、1日を通してまったく問題なく走り続けてくれました」
一方、ロブ・コラードは、あらためてチームメイトのミッチェルの存在が大きかったと語っている。
「今年はサンディからたくさんのことを教えてもらいました。自分自身が悪くないドライバーだと思ってイギリスGT選手権に参戦しましたが、シーズン序盤は本当に苦労しましたし、たくさんのことを学ぶ必要がありました」
「私のような老犬には新しい技を教えることはできないと言われていますが、それは違います。サンディのおかげで、最新の空力デバイスを纏ったGT3マシンでもしっかり学び続け、自分のスキルを高めることができました。今年、バーウェル・モータースポーツとレースができて本当に良かったです。2021年シーズンも、またここに戻ってきます!」
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