2024年F1マイアミGPの土曜、RBのダニエル・リカルドはスプリントで4位に入り、今季初ポイントで5点を獲得。予選では18番手だった。
ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、リカルドのスプリントについて、次のようにコメントしている。
リカルド、チームも大喜びの4番手「少し驚いたけど誇らしい。アップデートもあり状況が好転」F1第6戦スプリント予選
「素晴らしいスプリントレースだった。ダニエルは良いスタートを切り、ターン1に向けてポジションをひとつ上げた。その後、(セルジオ・)ペレス(レッドブル)に抜かれたものの、(カルロス・)サインツ(フェラーリ)をレースの最後まで抑えきった」
「彼の防御は極めて強力でありながら、クリーンな戦いをして、4位を確保した。我々にとって素晴らしいリザルトだ」
■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
スプリント 4位(4番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 18番手(Q1=18番手1分28秒617:ソフトタイヤ)
(スプリントについて語り)とてもタフなレースだったが、最高の気分だった。争っているのが上位のポジションだと、はるかに気分がいいよね。
スプリントレースの間、ほぼずっと、ミラーにフェラーリが映っていた。「OK、挑戦を受けて立とう。やれることをやろうじゃないか!」と思ったよ。1周1周、カルロスを抑え続けることができて、終盤には、これはポジションを維持できるかもしれない、と思った。タイヤをセーブせずに走り、まさにスプリントのレースだった。
自分とチームを誇りに思う。僕を支持し、信じてくれたすべての人たちのこともね。今はもちろんハッピーだけれど、シーズン序盤数戦のことを思うと、強い感情もある。辛抱強く耐えてくれた人たちに感謝する。その結果、こういうリザルトを達成することができた。
僕たち全員が、このリザルトに値する。ここにたどり着くまでいくつかの困難を乗り越えてきただけに、より一層うれしく思えるよ。
(予選について語り)F1はとてつもなく予測不可能なスポーツだ。時には物事が急速に変化する。少なくとも今朝のスプリントはチームと共に楽しむことができた。でも午後はフラストレーションが溜まる予選になった。スプリントと大きな違いが出たことにがっかりしている。
昨日のSQ3でのランド(・ノリス/マクラーレン)のラップを見ると、彼はソフトタイヤでラップの最初から苦しみ、リヤがいたるところでスライドしていた。今日の僕はまさにそういう状態だった。
ターン1の立ち上がりからスライドし始め、そのラップのなかで、どんどん悪化していった。今の段階ではどうしてそうなったかについて確実な説明はできない。マシンは優れていると感じるが、Q1最後のランでは、タイヤのグリップレベルが変化していた。
ウォームアップラップはうまくいき、チームもタイヤの状態に満足していたんだけどね。今夜これについて調べて、できれば理由を見つけたい。
明日は長いレースになる。(中国GPでの違反により3グリッド降格になるため)最後尾グリッドからのスタートになり、それはもちろん不利だけれど、たくさんの周回数を走るなかでポジションを上げていくチャンスはある。全力を尽くすつもりだよ!
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