F1アゼルバイジャンGPの予選では、フェラーリのシャルル・ルクレールが4年連続のポールポジションを獲得。彼はアゼルバイジャンで強い理由については、コースのリズムが好きだという点を挙げている。
ルクレールは前戦イタリアGPで優勝を果たし勢いをつけてアゼルバイジャンに乗り込んでいたが、FP1ではクラッシュも喫してしまった。
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ただその後ルクレールは好調を取り戻し、予選では2番手となったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に0.321秒差をつけてポールポジションを獲得した。ルクレールはこれによりアゼルバイジャンGPで4年連続のポールということになった。
なお一方でルクレールはアゼルバイジャンGPの予選での好調ぶりを、過去3年間勝利に結びつけることができていない。予選後に彼はなぜバクーでは土曜日に好調なのか、理由を突き止めることができていないと述べた。
「どういうわけか、このコースでは僕のラップ間のばらつきが全然ないんだ。とても一貫性があるようだね。魔法の答えがあるわけじゃないんだけど、単に僕がこのコースのリズムが好きなだけだ」
ルクレールはそう語った。
「この事については僕も考えていたし、当然良い週末になっているときは何時でもその分析を試みるよ。でもこれだっていう答えが本当に無いんだ。僕のドライビングスタイルに凄く自然に合っているのかもしれないね。というのも、ほとんどの場合はラップタイムを出すのにとても努力する必要があるからだ」
「なのにここでは何らかの理由で、コースのリズムにいい感触がある。それが特にここが僕にとって良いコースになっている理由だろう」
「本当に良かったよ。でもそうだね、他のシーズンと比べるのはかなり難しい。ベストではなかった。とても困難な年だった2021年がおそらくベストだったと思う。僕らはチャンピオンシップで9番手、10番手を争っていたと思うけど、そこでポールを獲るというのは、とても特別なことだったんだ。とはいえ、(今年も)本当に良いラップだったよ」
そしてルクレールはフリー走行から予選を振り返ると、次のように語った。
「(最終アタックは)Q3の最初のアタックと比較するとよりリスクを負った。最初はラップタイムを1周でも記録しておくことが重要だったけど、2周目はもう少しリスクを負って、何ができるか様子を見たんだ」
「幸運なことに2周ともしっかり走れたし、良いラップだった。マシン自体もFP1から凄く良いフィーリングだったんだ。正直に言ってFP1からここまでマシンはほとんど変わっていない。すぐに満足したし、バランスもとても良かった」
「ここはトラックエボリューションが著しいから、状況に対応していく必要はあったけど、周回数の少なかったFP1とFP2からその点もすぐにいい感触があった。おかげで今週末に向けては安心できたよ」
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