クルマ好きなら一度は購入してみたいBMW。んが、新車はあまりに高すぎる!!!
そこで今回目を向けたのが中古車だ。ただ単にお安いだけじゃない、100万~300万円で買えるオススメ6台をご紹介!
現時点ではまだBMWは中古が最高! 中古車ならこの6台を狙え!!!
中古で至上のブランド、BMWに乗ってエリート気分に浸れるなんて最高じゃないか!!! さあ、みんなでBMWに乗ろうぜ!
※本稿は2022年6月のものです。
文/清水草一、写真/BMW、ベストカー編集部 ほか、撮影/池之平昌信、茂呂幸正
初出/ベストカー2022年7月26日号
■現時点ではまだ、BMWは中古が最高!
BMWを買うなら中古に限る! というのは、徐々に過去の話になりつつある。
詳しい事情は下段の【番外コラム】を読んでいただきたいが、それでも現時点ではまだ、BMWは中古が最高。
最新モデルの中古相場は高止まりしているが、先代以前のモデルなら猛烈にお買い得感が高い。
先代3シリーズ(セダン)…BMWの最量販モデルは3シリーズ。先代3シリーズは定番のカッコよさに磨きがかかり、ホイールベースの延長で居住性も大幅に向上。しかも走りが猛烈によくなった。完璧!
まずBMWの中核である3シリーズセダン。
誰でも知ってる「ザ・BMW」であり、走りも実用性もBMWそのものだ。これを買っておけば間違いはない。
もちろん現行3シリーズは大変素晴らしいが、先代モデルだって充分すぎるほど素晴らしい。
私自身、2014年式の320dに乗っているが、先代だろうと現行だろうと、世間の見る目は何ら変わらず型落ち感はないし、性能差もかなり小さい。
先代と現行とでは価格差が非常に大きいので、コスパは先代中古の圧勝となる。
最も売れ筋の320dの場合、ACCや自動ブレーキが付いた2014年以降のモデルが、150万円前後で買える。つまり新車時価格の3割ほどだ。現行モデルの新車なら約600万円!
それが先代中古なら150万円と聞けば、中古車アレルギーがない限り、誰だって中古に走りたくなるぜ!
BMWではセダンが相変わらず人気を保っているが、ツーリング(ステーションワゴン)のほうが若々しいイメージがある。せっかくツーリングを選ぶなら、3シリーズより、1クラス上の5シリーズはどうだ!?
先代5シリーズ(ツーリング)…セダンよりツーリングのほうがアクティブでモテそうなイメージがある。5シリーズのツーリングなら確実にセレブ扱いされることだろう。中古なら200万円台で買える
狙いはもちろん先代モデル。10年落ちなら100万円前後で手が届く。5年落ちでもギリギリ300万円以内で大丈夫。
現行モデルだと一気にドーンと相場が上がってしまうし、新車なら800万円オーバー! 先代を200万円台で狙うメリットは果てしなくデカい。
■イケてる感、もしくは男らしさ重視の人には
続いてグランクーペ。2シリーズのグランクーペは新車狙いがやや有利だが、中古なら先代4シリーズも狙える。
先代4シリーズ(グランクーペ)…3シリーズセダンオーナー目線では、4シリーズグランクーペが実にカッコよく見える。パッと見はソックリだがよりスポーティで、しかもハッチバックで使いやすい!
4シリーズのグランクーペは、ハッチバックを持つスポーティでアクティブなエリート感ビンビンのモデル。
3シリーズセダンと同クラスながら、イケてる感は確実に上だ。「3」が隣に並んだ時は、微妙な勝ち組感を満喫できるはずである。
ただ相場は3シリーズセダンより100万円近く高い。250万円前後でようやく420iがゲットできる。
エリート感ビンビンを味わうには、それなりにお金がかかるということなのかもしれないが、ひるんではならぬ。
グランクーペなんか生ぬるい、やっぱり男は2ドアクーペだろ! ということなら、先代2シリーズクーペが最もコンパクトでワインディング向き。
最強のオタク殺しだ。憧れの3L直6ターボを積んだM235iが200万円台! 300万円未満でBMWのストレート6が狙えるとは思いませんでした!
先代2シリーズ(クーペ)…ショートホイールベースの後輪駆動2ドアクーペ。これぞカーマニアにとって究極のBMWだ。しかもストレート6搭載のM235iは流通台数多し! さすがマニア向けモデル!
駆動方式はもちろんFR。新型2シリーズクーペでは、ストレート6搭載のM240iは4WDになっちゃったし、お値段は700万円オーバー。先代が強烈にお買い得に思える。
もちろん軽量な220iもイイ。2Lの直4ターボ搭載となるが、こっちなら200万円以下で買えまする。
■ファミリー向け&SUVも中古を買って幸せ
ファミリー層には2シリーズのアクティブツアラーが人気だ。BMWのミニバンみたいなものだが、国産ミニバンとは走りのレベルが天と地ほども違う。
「BMWのFF、サイコー!」と最初に感動したのがコレだった。見た目はカピバラみたいだけど、この接地性の高さは何!? と驚愕させられる。
先代2アクティブツアラー…地味なファミリー向けモデルだが、足回りのよさは折り紙付き。こんなずんぐりしてるのに走ると凄いんです。実用性も高いんです。カーマニア的にも認めざるを得ないんです
2シリーズアクティブツアラーは、まだ新型の納車が始まっていない(※記事執筆時点)ので、中古の場合、2014年登場の先代モデル以外に選択肢はない。
相場的には、5年落ちで200万円前後というところだ。これだって新車時価格は400~500万円なんだから、やっぱり中古がお買い得と言ってしまっていいだろう。
最後はSUVのXシリーズ。
新車ではX2を推薦したが、中古ではX3に行ってみたい。もちろん狙いは2011年登場の先代だ。2012年から2Lディーゼルの導入が始まっているのが心強い。
重いSUVにはトルクのあるディーゼルがピッタリだ!
先代X3(SUV)…人気のSUVも、先代モデルならリーズナブルなお値段で購入できまする。つーか現行モデルは高すぎて手が出ません! X3の新車なんて考えただけで高すぎてコワイ!
人気のSUV+人気のディーゼルゆえに相場は高めだが、200万円台でX3の20dがゲットできる。なにしろ新車のX3は800万円しますから! 200万円台で「高いなぁ」とか言ってたらバチが当たる。
* * *
■結論:先代モデルが断然コスパ高し!
とこのように、中古のBMWはクルマ好きの桃源郷だ。ここで挙げたモデルならば、国産とは段違いの走りのヨロコビ、そしてエリート気分を満喫できるのは間違いない。
しかしこの桃源郷、徐々に小さくなり、いずれ消える運命にある。ならば迷ってるヒマはない。善は急げ、今すぐ中古車ディーラーヘ!
【番外コラム】BMWの登録済み未使用車はどうなった?
先代の中古BMWが安いのは、新車時に100万円引きされていたからだ
かつてBMWと言えば新車が大幅値引きで買えることで有名だった。
100万円引きアタリマエ、上級モデルなら150万円引きもアリだった。また、登録済み未使用車も大量に発生していて、事実上の新車が100万円は安く購入できた。
が、その状況は、約3年前に終了した。BMWがディーラーに対して厳しい販売ノルマを課していることが問題になり、公取委の調査が入って、最終的に実質「有罪」となったのだ。
よって、3年前を境に大幅値引きは消滅、登録済み未使用車も激減。BMWの現行モデルは、新車も中古車も一気にお高くなってしまった。ゆえに先代の中古車が狙い目なのだ!
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